日本型Nゲージの50年と思い出から・キハ58編

 模型と工作・鉄道模型ガイドブックから
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 今回はキハ58を取り上げます。
 これも当時は最新型の急行用ディーゼルカーとして脚光を浴びていた車種でした。

 10年位前の事ですが私の現住地のデパートで障害者の作品を展示するイベントがあり、そこへ出かけた折に他の絵画や工芸品に混じってペーパー車体のスクラッチによるキハ58の16番モデルが展示されているのを見た事があります。
 あの当時の水準としてもかなりラフに見える造りでしたが、障害を持った人が一生懸命に作った作品だけに造形自体の善し悪しで論じるのは少し的外れな感じもしました。
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 まあ、それは置いておいて、
 そのキハ58ですがどうも「模型と工作」の記事を基にして製作されていた節があります。
 21世紀に入ってからの作品だけにディテールアップのパーツも豊富に出回っている筈なのですがそれらが一切使われていない事、および「模型と工作」の作例写真によく似た印象だった事がその根拠ですが確信はありません。
 尤も、あの当時専門誌を見回しても「ペーパー車体のキハ58の作り方」なんて物はありませんでしたから(実はこういう点も最近の鉄道模型そのものの問題を感じさせる所ですが)私の推定もあながち外れていないかもしれません。

 前述のハンドブックでは16番ペーパー車体の工作法が掲載されていましたが、あの当時私の故郷で見る事の出来た数少ない実車がこのキハ58でしたから当時も結構楽しめた記憶があります。
 50年も前の事ですから、フルディテーリングなんて訳には行きませんが、それよりも全体の造形、フォルムで実車の雰囲気を再現するやり方は当時も今もモデリングの方向性としては共感を感じる部分です。
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 ただ、そこでの作例写真、よく見るとベンチレータが181系の奴だったりする辺りに当時のおおらかさも感じたりしますが(笑)
 
 さてこのキハ58、私がNを始めた頃はまだ製品化自体されていませんで、リリースを心待ちにしていた機種の最右翼でした。
 何しろ昭和50年当時、Nの気動車はKATOのキハ20系に加えてやっとキハ82系がリリースされた位でそれ以外の機種はカタログの予告にすらなかった程です。最近のZゲージですらこれよりリリースのペースは速いですから当時はストレスと期待の入り混じった心理状態が2,3年続きました(笑)

 ところがいったんリリースされると後は出るわ出るわ。
 昭和55年前後には同一系統で3社競作という信じられない状況にすらなります。
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 運転会でもその3社のキハ58をつなげた特別編成を組みました。
 先頭に一番早くリリースされたエーダイ、2両目に最後のリリースだったKATO、3両目の動力車はエーダイとタッチの差で二番手となったTOMIXと言う組み合わせです。
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 昨年の自宅運転会の記事でこの3社の相違点については既に触れていますのでここではあえて書き加えるところはありません。

 大概の鉄道で必要な機種のひとつなだけにキハ58のはなしは意外に長くなりました。
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2015年06月05日 19:17
3社混成のキハ58系、懐かしいです。
私が所有してた58系も永大、トミックス、カトーの3社混成でしたから。(キハ28と65、キロ28はカトー)
同じキハ58系でもメーカー毎に色合いが異なるので、寧ろ混成した方がリアルでした。
個人的にはカトーが1番お気に入りでした。

58系だけの編成も良いですが、20系や40系、35系等との混成も面白いと思います。
Nゲージでも8両編成や10両編成にすると迫力も倍増しますね。
光山市交通局
2015年06月06日 22:32
>鉄道模型大好きおじさん

 今ではマイクロも加わりましたし、TOMIXはHGに代替わりするなどキハ58系も息の長いながらもバラエティを増やし続けていますね。

 私は独特の色調のエーダイ仕様に魅力を感じます。