鉄コレの「静岡鉄道1000系」から

 鉄コレ中古ネタから
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 このところ前ユーザーがNゲージ化、動力化したモデルの中古の入線が相次いでいますが、これらは手が掛かっている割に(あるいはそれゆえに)安値が付いている事が多い様です。
 その一方でまるで手つかずのモデルでは手垢のついていないクリーム品として扱われているからか、意外なほど値落ちが少なく相対的に割高な感じがするモデルすらあったりします。

 この辺りのねじれ現象については考えさせられるところもあるのですがまあ、それは置いておいて、
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 今回入線した鉄コレもそうしたクリーム品に相当するのでしょう。
 静岡鉄道の1000形
 このモデルは屋根上のクーラー形状の違いで2タイプ出ているようですがそのふたつを合わせて前述の阪神5201とほぼ同額(実際は200円ほど高い)でした。
 新品よりは安価ではありますが、少し不思議な気分にはなります。
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 このモデルは前面の一枚窓と運転席下の2連のヘッドライトが独特の雰囲気を持っていて個性につながっています。
 その一方で真横から見た感じは驚くほど東急の7000系そっくり。私もここまで似ているとは思いませんでした(笑)
 最近は東急7000系の払い下げ仕様で切妻の運転台追加モデルが各地の地方私鉄で見かけられますが明らかにそれよりも表情が豊かに感じられます。
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 モデル自体も最近の鉄コレらしく前部周りを中心とした造形と細密感はなかなかのものです。
 屋根上のクーラーも集中式と分散式が作り分けられていますが、これだったら交換用の屋根板を同梱して選択させた方が良かった気もします。
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 この「微妙な仕様違いが2編成」というのはレイアウトでの運転を意図するにはなかなか上手い所を突いた設定かもしれません。
 2編成あれば複線でのすれ違いはもとより交換駅での行き違いも楽しめますし(2連だと後者の用途がメリットが大きいかも)

 そうなると「全く同じ仕様がふた編成」というのは買う方も少し抵抗がありますから(汗)
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

レサレサ
2015年07月26日 12:31
>2編成あれば複線でのすれ違いはもとより交換駅での行き違いも楽しめますし(2連だと後者の用途がメリットが大きいかも)

実際の静岡鉄道も18m×2の固定編成(これしか走らない)ので、ホームが模型並みに短かったりする…とRMMだったかでいわれてましたからねぇw
(ただし、静岡清水線は全線複線なので交換駅はない。)

あと、同型の差別化としてクーラー有無以外に塗装変更もありかもしれません。
静岡鉄道1000系の基本色はステンレスむき出しなんですが、以前見たとき広告などでラッピングされてカラフルな奴らが結構ありました。

まあ模型的なことを言うと、そこまで複雑なステッカーはないんでしょうが。
光山市交通局
2015年07月26日 21:43
>レサレサさん

 鉄コレの京阪700系なんかの例を見ると静岡も今後ラッピング攻勢があるかもしれませんね。

 最初にリリースした時点で微妙な仕様違いを二つ揃えてきたというのは意欲的である反面、財布には優しくない販売方法ではあります。(汗)