趣味の原点を振り返る43・「ダイヤペットのNゲージ(?)」のはなし

 久しぶりの趣味の原点を振り返るはなし。

 今回はいささか搦め手です。
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 先日帰省の折に故郷の物置をひっくり返した玩具の中に面白い物を見つけました。
 ダイヤペット製の581系とEF66のミニカーです。

 これは私ではなくやや年下の従弟が買ってもらったものと記憶していますが、サイズ的には今のNゲージよりやや大きい程度という所でしょうか。
 これが買われた当時は「Nゲージ」なる鉄道模型は言葉として知ってはいたものの実物を目にしたことは殆どなく「16番より小さい」以上の知識は絶無に等しい感じでした。

 ですから昭和40年代後半のあの頃「Nゲージをイメージするサンプル」がこのふたつだったと言えます。
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 その目で見た場合、581系は顔の表情を決定づける前面の造形がいささかラフに感じられましたし、最大の特徴である「ヒゲ」はシール表現、しかも前面には貼られていません。
 EF66にしても前面の塗り分けは意外とラフな物でサイドの帯はご覧の通り太目でした。

 ダイカスト成形のボディは肉が厚く繊細な表現とは程遠い物でしたし、窓周りは見事な「金壺眼」
 鉄道模型は勿論当時のミニカーと比較してみてもかなりラフな代物でした。
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 実際、昭和40年代後半は「Nゲージも多分こんなものだろう」という先入観をかなり植えつけられたのは確かです(笑)

 海外メーカーのNモデルではダイカストをボディに使ったものも多かった筈ですし、これより大きなサイズのHOモデルでもかなりの細密感と造形を実現している物が多いです。
 そう考えてみると鉄道模型メーカーでないダイヤペットにしてみれば当時この電車モデルはかなり不得手なジャンルだった事は想像に難くありませんし、それを差し引いて評価すべきところだったでしょう。
 そもそも模型として作られた物ではない事は肉厚で突起の殆どないボディを見れば明らかですし。

 ですからこの数年後模型店の店頭でKATOやナインスケールの車両の実物を見た時のカルチャーショックは大きなものがありました。

 このEF66よりも小さいのに模型らしい細密感が出ていて、しかも自走するのですから。
 爾来40年近く私の記憶の中でダイヤペットのモデルは封印状態でした。

 40年ぶりにこれに再会して思うのはやはり時代の流れです。

 このメーカーの名誉のために付け加えますとダイヤペットの鉄道シリーズは後になるほど造形、細密度の点で長足の進歩を遂げていますし、70年代の終わり頃ですらモデルチェンジしたダイカストのEF66をNゲージ動力化する記事がTMSに掲載されていました。

 つまり「モデラーをその気にさせるほどの造形」に進化していた訳です。
光山鉄道管理局
 HPです。

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