EF13の3連発(笑)

  今回は中古モデルの入線車から
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 物はワールド工芸のEF13戦時型です。
 これの同形は昨年マイクロの物を入線させているのですが、そちらは初期も初期のタイプで「デッキなし、電車用のPS13パンタを搭載」というタイプでした。
 ですが今回のワールドはデッキ付なので仕様が異なる凸型EF13が2両揃った訳です。
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 それを別にしてもワールドの仕様はマイクロに比べてやや腰高な印象で恐らくこれは動力ユニットの違いによる物でしょう。
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 とはいえ同じ凸型でもフロントにデッキがあると結構印象が違って見えるのはひとつの発見ではあります。
 造形ですが、マイクロと比較して見ると意外に外見上の印象の差がありません。
 どこまでも角ばった凸型電気というのは意外と素材の違いが出にくい物かもしれません。
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 更にEF13は同じワールドの戦後型も入線していますから3者3様が楽しめます。
 こちらは旧EF58の車体を乗せた普通の電機なのですが足回りが戦時設計のままなので本来ならかなり違って見えるはずです。
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 事実台車枠周りは戦時型と同じ物が使われていましたから個性が少ないと言われる戦後型EF13の中では良いアクセントにはなっています。
 (と言うかこれがないととっさにEF15と見分けがつかない)

 動力はワールドオリジナルのユニット成形されたタイプで運転する分には問題は殆どありません。
 これに限りませんがブラスの電気機関車モデルはワールドとそうでないのとでは走行性能に歴然とした差を感じます。

 Nといえども(あるいはそれゆえに)安定した走行性が確保されているのは最低条件と思いますからワールドの方向性は正しいと思います。
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 さてその戦時型EF13ですが前述の様に昨年秋にマイクロのデッキなし、PS13パンタの「超戦時型」が入線しています。
 このふたつも比べて見ると面白そうだと思ったのですが。

 並べて見たら思いのほかメーカーの造形の違いがありません。
 両方ともマイクロ、あるいは両方ともワールドで通用しかねない位です。

 強いて言えばワールドの方が動力の関係からかやや腰高な事くらいでしょうか。
 むしろプロトタイプのデッキの有無、ライトの位置等の差異の方が目立ちますしその辺りのキャラクター性が比較できる分「模型としては」まっとうとは言えます。

 しかも驚いた事にこのふたつ、走行フィールまでもがそっくりなのです。
 ワールドの動力がアセンブル式のユニットパーツになので一定の走行性能は確保されているのは確かでしょうが、これでは「マイクロの方がライトが点灯します」位の違いしか感じません(笑)
光山鉄道管理局
 HPです。

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