鉄コレの銚子電鉄「営団地下鉄復刻塗装車」から

 先日入手した中古鉄コレから
 銚子電鉄の1000形、営団地下鉄復刻塗装の仕様です。
DSCN8524.jpg
 実はこのモデルの存在自体すっかり忘れていたのですが、中古ショップを覗くとどこでもこれの中古が残っており価格的にも手頃になっていたのでめでたく入手できたものです。

 さて、銚子電鉄の1000形のベースは言うまでもなく営団地下鉄(現東京メトロ)の銀座線用の2000系です。
 これが活躍していた頃は地下鉄自体を利用する機会がありませんでしたから実車への馴染みの点では今ひとつですが、短駆の車体に黄色一色のカラーリングは私にとっての地下鉄の象徴のひとつでした。
DSCN8522.jpg
 モデルは銚子仕様なので両運転台な上にパンタグラフまで載っていますがそれでも銀座線の地下鉄の雰囲気は感じます。
 ダミー線路と組み合わせて都会風のレイアウトで地下駅を組み込んで見ても面白いかもしれません。
DSCN8523.jpg
 余談ですが銀座線の地下鉄は特撮映画での登場が意外に多く、新幹線に次ぐ隠れた名優とも言えます。
 古くは「モスラ」の渋谷駅の破壊シーンにちらりと登場(但しモデルは73系を使っていましたが)
 「ノストラダムスの大予言」では線路上の巨大植物のジャングルに突っ込み「地震列島」では実物大の車両セットを実際に水没させています。
 あと「ウルトラマンA」でも超獣が襲撃する話があった筈ですがこちらの記憶はおぼろげです。

 今回のモデルを使って特撮ジオラマと言うのもアリだったりして(笑)

 このセットには同じ1000形の丸の内線仕様もありますが実車にそういう仕様がなかった上に丸ノ内線を象徴するサインカーブの飾り帯もないのでやや中途半端な印象です。
 こちらはあくまで「それっぽい私鉄電車」のノリで楽しむのが正解でしょう。

追記
 上記の丸ノ内線の記述について読者の方から当該の車両が実在していたとのご指摘のコメントがありました。
 再度チェックして確認しましたがご指摘の通り丸ノ内線の中野坂上から方南町の間でサインカーブの無い仕様の塗装の2000系の車両が93年頃まで運用されていました。
実車は丸ノ内線乗り入れに際して側面のステップが追加されていますが見た所では鉄コレの銚子仕様も同様の造形がされているようです。
 全くこちらの不勉強で汗顔ものです。

 この場を借りて訂正させて頂きます。
DSCN8530.jpg
 尤も、銀座線仕様は元々「鉄子の旅」仕様の塗り替え、丸ノ内線仕様は「桃太郎電鉄」仕様の塗り替えだそうなので気にする方が野暮と言う物かもしれません。
光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

営団2000形について
2015年10月21日 23:55
本記事、拝見いたしました。記事中にある丸の内線仕様の銚子2000形ですが、営団時代に丸の内線方南支線用に数両が転用されこの塗装で運用されております。その際、サインカーブは設置されていません。ですから両運転台である点と架線集電に改造という点を除いては過去にちゃんと存在したものの再現に近いわけで、貴殿の記載の様ななんちゃって車両ではありません。
これだけ長く続けておられるブログで事実無根の記事を書かれるのはいかがなものでしょうか? 2000形の方南支線での使用は書籍でも資料でもいくらでも出ておりますし、今回、ネットで検索したところウィキペディアにもきちんと記載がございました。
である以上、単なる不勉強でという言い訳も効かないと思われます。
因みに、2000形が転用される前には100形が方南支線用に転用されて使用されておりました。
確か旧版の私鉄電車ガイドブックをはじめ鉄道ピクトリアルなどの過去の営団特集号でも写真掲載があったと思われます。
車両の来歴に関する記事をお書きになる場合は、最低限の調査をなさってからお書きになる方が賢明かと思われます。
若い方が貴殿の記事を読んで、想像の車両なんだと解釈されそれを他所で喧伝された場合、結局は誤報の拡散になる点はご理解いただきたく思います。
光山市交通局
2015年10月22日 00:41
>営団2000形について 様

 ご指摘のコメントありがとうございました。

 仰る通り今回の記事は当方の不勉強のなせる業で誤った内容になってしまい恥ずかしい次第です。
 早速訂正させて頂きましたが、ご指摘が無ければいつまでも気づかないままだったと思いますので非常に有難く思います。

 今後ともよろしくお願いいたします。