「偉大なる凡庸」の系譜・10系客車編
久しぶりに書く「偉大なる凡庸の系譜」
今回はこの趣味を再開以来じわじわと数を増やしている10系客車から。


私が趣味を中断する前に持っていた10系客車はGMのキットメイク品のみ、しかも出来は大惨事と言う代物でした。
10系客車自体は個人的に大好きなものでしたが、GMのキットはまともに組めず、当時出たばかりだったしなのマイクロのプラ製品は高価で手が出なかったので増やしたくても増やせないまま中断に至ったものです。
この趣味を再開して客車を増備した時もオハ47や61系の方が優先され、10系を纏まって入線させるという事はありませんでした。
私個人の印象として10系はモノクラスで編成するよりも「旧客の編成の所々に混じっている」というものが殆どだったからです。
ですから10系も編成の彩り程度の扱いでナハ10が1両だけと言う寥寥たるものでした。

それが再開以来10年の間にあっちで1両、こっちで1両と言う風にじわじわと増え気がついてみると「10系客車だけ入った車両ケースが出来上がる」程になりました。
特に増えたのはしなのマイクロやマイクロエースの中古モデル。
中古ショップでの出物が多かったことも影響しています。特にスハネ16はあちこちで見かけました。
同様の事はKATOでも言えますが、こちらは何故か寝台車が多いというのが不思議です。実際KATOのナロ10やナハフ11の中古は見た事があまりありません。

一方でGMのキットメイクは主に郵便車や荷物車が多いのが特徴的です。
当時は「自分で作るなら郵便車をやって見たい」というのが強かった(笑)事もありますが地元のショップにある郵便車ではスユ42みたいなのが置いてなかったというのも大きかったです。
また、普通列車では10系の比率など微々たる感じでしたが急行列車や荷物列車では意外と10系の比率は高く、これも徐々に増えた要因のひとつです。
そんな訳で今では10系客車も結構な大所帯になりました。しかもメーカーや年代もバラバラ。

実車の世界では車体のくたびれが予想以上に早かったために旧客よりも短命に終わった10系ですが私の思い出の中では未だに大きな地位を占めています。
光山鉄道管理局
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私が趣味を中断する前に持っていた10系客車はGMのキットメイク品のみ、しかも出来は大惨事と言う代物でした。
10系客車自体は個人的に大好きなものでしたが、GMのキットはまともに組めず、当時出たばかりだったしなのマイクロのプラ製品は高価で手が出なかったので増やしたくても増やせないまま中断に至ったものです。
この趣味を再開して客車を増備した時もオハ47や61系の方が優先され、10系を纏まって入線させるという事はありませんでした。
私個人の印象として10系はモノクラスで編成するよりも「旧客の編成の所々に混じっている」というものが殆どだったからです。
ですから10系も編成の彩り程度の扱いでナハ10が1両だけと言う寥寥たるものでした。

それが再開以来10年の間にあっちで1両、こっちで1両と言う風にじわじわと増え気がついてみると「10系客車だけ入った車両ケースが出来上がる」程になりました。
特に増えたのはしなのマイクロやマイクロエースの中古モデル。
中古ショップでの出物が多かったことも影響しています。特にスハネ16はあちこちで見かけました。
同様の事はKATOでも言えますが、こちらは何故か寝台車が多いというのが不思議です。実際KATOのナロ10やナハフ11の中古は見た事があまりありません。

一方でGMのキットメイクは主に郵便車や荷物車が多いのが特徴的です。
当時は「自分で作るなら郵便車をやって見たい」というのが強かった(笑)事もありますが地元のショップにある郵便車ではスユ42みたいなのが置いてなかったというのも大きかったです。
また、普通列車では10系の比率など微々たる感じでしたが急行列車や荷物列車では意外と10系の比率は高く、これも徐々に増えた要因のひとつです。
そんな訳で今では10系客車も結構な大所帯になりました。しかもメーカーや年代もバラバラ。

実車の世界では車体のくたびれが予想以上に早かったために旧客よりも短命に終わった10系ですが私の思い出の中では未だに大きな地位を占めています。
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この記事へのコメント
よく世間ではGMキットを不必要に揶揄する輩がいますけど
裏を返せば『作ったことがない・作れる自信がない』でしょうね
今は素組でもそれなりに組立てられますけど
最初の頃は当然『やっと形になった』ですよ
悪戯に論う輩に言いたいのは
『文句たれる前にまず手を動かしてみろ』ですね
実際初期の頃のGMキット、殊に客車は構造が簡単な割には意外と手のかかる物が多かったですね。特にベンチレータの位置決めはガイド穴がありませんでしたから案外難しかった記憶があります。
当時のTMSがわざわざこのキットの組み立て法を特集記事にしたくらいですが、手が掛かる一方で上手い人にとっては手の加え甲斐のある素材だったのではないでしょうか。
とはいえこれを持って自分の腕の無さを言い訳するわけではありませんが(大汗)
設計年次が極端なほど違いますから単純に今どきの完成品と比較して優劣は語れませんがこの種のモデルは作る事、手を加える事自体のプライオリティが大きいのも確かなのでそこはもっと評価されてもいいと思います。
これについては別のキットで改めて書こうと思っています。