ミニSLレイアウトに「玉電」を走らせる(笑)

 ミニSLレイアウトに電車を走らせるはなし。

 3度目ともなるとやる側もいささか調子に乗ってきた所もあります。
 似合うかどうかよくわからずに今回やってみたのは「玉電とその関連車」

 とはいえいくら何でも東急300はこのレイアウトに似合いそうにありません(第一ホームが高すぎる)
 ですからデハ80、デハ200及びデハ80の江ノ電版600形を中心に。
SNShouo71IMG_5885.jpgSNShouo71IMG_5871.jpg
 デハ200は写真を撮り忘れましたが案外このレイアウトには似合っている走りっぷりでした。
 これまでの車両に比べて特に華奢な印象なのがこの場合プラスに働いているようで「規格の低い線路上を軽やかにクリアしている」様な印象もあります。
DSCN6205b.jpgDSCN9211.jpg
 デハ80は腰板がかなり下まで降りた「路面電車臭い」雰囲気ですが2連で走らせるとそこそこ様になります。
 何よりこのレイアウトは一部に併用軌道風の表現をした部分があり(なぜそれが「ミニSLのレイアウト」なのかは訊かないででください汗)ここなら結構似合います。
DSCN9209.jpgDSCN9213.jpgDSCN9214.jpg
 腰板の一部、スカート状の部分を撤去して普通の電車臭くなった江ノ電600はそれに比べればよりこのレイアウトに似合います。
 旧塗装のカラーリングはかなり彩度が強く感じられるのですが小さいレイアウトではこれが逆にアクセントになって目立ちます。
 雰囲気的には悪くありません。

 ただ、今回の編成に限って言えば連接車ではない路面電車は概して集電の面でやや不利な上にスローも今一つな印象です。
 ポイント部での停止も他に比べれば多かった様な気もしますし、線路の汚れも目立ちました。今後運行する際にはクリーニングはまめにしないといけません。

 さて次回はこのレイアウト用に入線させた新型車、それでいてこれまでのどれよりも目立つ車を紹介したいと思います。
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

レサレサ
2015年11月23日 23:26
>連接車ではない路面電車は概して集電の面でやや不利な上にスローも今一つな印象です。

これってやはり台車間隔が短い(連接は前後の台車が20m級以上離れている)ので、無電区間に引っかかりやすいってことですかね?

話変わりますが、
蒸気機関車の併用軌道っていうと、機関車トーマスの話を思いだします。
原作の7・26巻にそういう場所(道路さえも非舗装な所に線路がしいてある)が出てくるのですが「こういうところを走るのか」となんか納得できました。
光山市交通局
2015年11月23日 23:56
>レサレサさん

 仰る通りで初期のMODEMOの路面電車モデルは台車間隔が狭い上に個々の台車自体の軸距も極端に狭いので無電区間には弱い感じがします。
 集電もですが車輪の引っ掛かりも結構見られますし。

 ポイントもそうですが特に難物はTOMIXのクロスレールで、運転会などでは少し勢いをつけて無理やり通過と言う荒業を何度か使いました(笑)

 蒸気機関車の併用軌道走行ですが昔(と言っても10年位前だったと思います)「旧日本軍の秘匿金塊を隠してある小型蒸機を盗み出して真夜中の併用軌道を突っ走る」という短編ミステリがありました。
 「有栖川有栖の鉄道ミステリライブラリー」の一篇ですが作者が鉄道をよく調べて書かれている様で結構楽しめます。

>道路さえも非舗装な所に線路がしいてある~

 蒸機ではなく厳密な意味での併用軌道でもないのですが昔の花巻電鉄にそういう雰囲気の区間があったのを思い出しました。
 昭和40年代くらいまでは日本も道路の舗装率はかなり低く(昭和46年当時ですら舗装率は20パーセントを切り「インドと同じ割合」だったそうです)なので田舎では案外見られた風景だったのかもしれません。