今月のジャンク品から「あの頃のEF65」を懐かしむ(笑)

 前回に続いてジャンク品のはなしから。
 はっきり言っておっさんの骨董ばなしなのでそういうのが好きでない向きにはどうでもいい話です。
DSCN9310.jpg
 銀座のショップのジャンク品処分セールで見つけたいくつかの車両の中にそれはありました。
 KATO、いや「関水金属」のEF65
 最初は昨年入線したジャンク品の初期型EF70の中間台車のパーツ取りに使う積りで探していたものです。

 これ自体は別にどうという事もないモデルです。
 ですが私の思い出の中でこの65は特に大きな位置を占めるモデルでもありました。

 関水金属のEF65、それも500番台は1969年頃のデビュー以来モデルチェンジとマイナーチェンジを繰り返しながらアップデートされ続ける人気の機種です。
 最初期のモデルから1978年頃までの物はその中でも特に特徴の多いモデルでした。
 何しろ「足回りがEF70と同じ」でしたから。
 中でも台車と並んでスカートをEF70と共用しているタイプは私が初めて買った65として特に思い出深い物だったのです。
DSCN9311.jpg
 1972年初版の科学教材社の「Nゲージ」という本でもわざわざスカートをカットしてEF65本来の姿に近づける改造法が掲載されていたほどでした。
 最も最近は中古モデルやジャンク品を見回してもEF70のスカートを履いたものは殆どお目に掛からなくなっていました。

 今回見つけたのはまさにその当時のモデルだった訳です。
 純粋なノスタルジーからの衝動買いでしたがカプラー欠損で1両700円なら少しはいい訳も立つかと(汗)

 1978年の改良からEF65は専用の台車とスカート(こちらは実はそれ以前から変わっていますが)を装備しましたが入れ替わりに今度は同時改良のEF70がEF65のスカートになってしまい違和感が出てしまいました。
 こちらは手持ちのEF70とスカートを交換しようかとか目論んでいました(但しカプラー周りの構造やギア周りの固定法がマイナーチェンジ後と違っているのでこれは難しそうとわかりましたが)

 当時物である証のひとつが動力台車の固定方法。今では爪による固定が一般的ですがこの当時は(キハ20系なども含めて)ビスによる固定となっています。
 こんなところにも当時を懐かしくさせる物があるのですが、カプラーの交換などではむしろこちらの方が楽だったりします。

 カプラー交換の後試走させて見ましたが走行性自体は多少引っかかるものの十分許容範囲です。
 (このレベルの走りでも時計屋では「要調整」のタグが付いていますが)

 それにしてもこれでは当初の目的であるEF70との台車ドナーがためらわれて仕方ありません(大汗)
光山鉄道管理局
 HPです。

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