今年最後の大物・KATOのC59

 今年もあと5日ほどですから恐らくこれが今年最後の入線車という事になりそうですが、それにしても大物が舞い込んだものです。
KATOのC59・呉線仕様。
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 何しろKATOのC59と言えば過去何度かカタログに予告まで載せていながら製品化は先延ばしの連続、しかも年によってはその予定まで消える事があったというほどファンの気を揉ませ続けたと言われるモデルですからようやくのリリースに首が伸びきってしまった方も多かったのではないでしょうか。
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 ですがその間にKATOの蒸機そのものがスケールの修正を含めてかなりのグレードアップの方向に舵を切っていたのは幸いだったと言わなければなりません。今回のC59はまさにそのハイグレードモデルの文法にのっとっているので「客車より大きい」とか「他社のスケール品より目立つのでKATO蒸機の中でないと落ち着かない」とか考えなくても良くなった訳で(笑)
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 私個人としてはこのC59、C62ともC57とも異なる一種の端正さに魅力を感じます。前者に比べて派手な特徴のないロコであるにも拘らずその普通さが蒸気機関車らしい力強さに繋がっている感じがあります。
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 そんな訳でこのC59もかねて予約していましたが今日になって到着と相成った訳です。
 最近のKATOらしく細密度は極めて高く、それでいてこれ見よがしな所が無いのがなかなかの好印象でした。
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 何しろテンダ下のATS車上子(だったかな?)の造形までこの通りですから。

 とはいえこれだけだったら「ほお凄いな」で済んでしまうところですが、私がこのC59で驚かされたのはその走りです。
 それも停まる時。
 空走距離が短いとはいえ驚くほど自然な惰行を見せてくれるのです。これには驚くと同時に惚れ込みました(笑)で、早々にナンバープレートの取り付けにいそしむ私がいたりします。
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 走りも含めたトータルバランスの点でも十分一級品と思います。
 こんな凄いのがよりによって今年最後の入線車とは。
 そう言えば今年最初の入線車も同じKATOのD51なめくじでした。

 個人的な要望としては東北線仕様のC60もリリースしてくれるととても有難いです。

この記事へのコメント

2015年12月27日 08:23
おはようございます。

C59の入線おめでとうございます(^^)
造形は文句なく一級品ですね~
こんなスゴいモデルが市販品として買えることに驚かされます。
走りがまた凄く、ぬるっと動く感じが良いですね。
光山市交通局
2015年12月27日 23:50
> がおう☆ さん

 C59の出来は本当に良いですね。

 カタログの予告では次回の蒸機は私が待望していた既存モデルのリニューアルがふたつもあって悩ましいです。

 50周年記念モデルの予価には唖然としましたが(涙)
こるとれーん
2015年12月28日 00:07
もしかして生きているうちには発売されないかと思ってましたが、やっと拝めました(笑)。
C59の雰囲気がとてもよく出ていると思います。
ナンバープレートは縁があった161か162どちらにするか迷ってます。
新規C11が発表されてますが、その次の蒸機新形式はなにになるんでしょうね。C60もいいですが、私としてはこれまたカタログから消滅して久しいD52を期待してます。新製品が発売されたばかりなのに、こんなことを考えるのも、先が短い年寄り故でしょうか(苦笑)。
光山市交通局
2015年12月30日 12:43
>こるとれーんさん

 D52&62は昭和50年当時のカタログの頃から予告されていたのに未だに音沙汰なしですね。

 C62とD51の上下を入れ替えればできる筈なのにとか当時は思ったものです(笑)

 ですが最近は突発的なリリースの多いKATOのこと、先はどうなるかわかりませんね。