ジオコレの「駅前近代ビル」と秋葉の思い出(笑)

 昨日当ブログの訪問者数が移転後2年半で9万を超えました。
 相変わらず鉄道模型ネタの駄弁りみたいな内容ですが今後ともよろしくお願いします。

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 私が初めて秋葉原と言う場所を意識したのは中学の時に上京してラジオを買ってもらった時でした。
 田舎者には「電気屋さんだけでできている街」というのが当時は結構なカルチャーショックでしたし、そこに黒山の人だかりができていると言うのも驚きでした。

 (まあ、その前にアメ横につきあって「電車の駅と駅の間が全部商店街」と言うのに驚かされたりもしたのですが)

 その夜、ホテルで観たテレビで「石丸電気」のCFを観た時にも「田舎のデパート一軒分のビルが丸ごと電気屋さん」と言うのに二度びっくりする訳です。

 その後、現住地に移り住んでからも「大晦日の夜に実家用のビデオデッキを買ってその足で最終の新幹線に持ち込んだ」とか「地元の電気屋にない特大サイズのホットプレートを買って持ち帰った」「最上階のLDコーナーでマイナーな映画ソフトを買った時に全く関係のないアニメのポスターが付いてきた」など、思い出には事欠かない店のひとつとなりました(笑)

 今回こんな話から始まるのは先日出たジオコレのビルのひとつが「本丸電気」だったりするからです。
 昨年の暮れに「駅前再開発」と称してに続いて近代型のビルが三棟リリースされました。
 以前リリースされた「ぺデストリアンデッキ」と併せて近代的なビル街が組めるわけです。
DSCN9457.jpg
 で、中でも一番大きいビルのイメージは確かに「電気街にでもありそうな背高のっぽ」のそれなのです。
 今の秋葉に行ってもこういうタイプの電気屋さんは激減してしまいましたが私にとっては懐かしい物に見えました。

 もうひとセットは半分の敷地面積で二棟のビルがセットになっていますが、これも確かに最近の街並みで見かけるタイプのものです。
 地価の高い都会ほどこの手のビルの比率が高まるものですがこんなのまでリリースされるとはジオコレ恐るべし。これならレイアウトの既存のビル街のわずかな隙間を縫ってこっそり紛れ込ませる事すらできそうな気がします。
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 パッケージの作例にある様なジオコレの「昭和のビル」との組み合わせも悪くありませんがウェザリング等でトーンを揃えれば(造形のラフさによる落差をカバーするために)ジオタウンの近代ビルなんかと併せるのも悪くはありません。
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 それにしてもここまで出すのならそろそろ「都会のターミナル駅ビル」なんてのも出そうで怖いです。

光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

レサレサ
2016年01月10日 22:24
模型と直接関係ないんですが、乱歩の『目羅博士(の不思議な犯罪)』で震災前の東京(つまり大正の帝都)の説明に「5~6階立てのビルが立ち並び、前の方は明るくてにぎやかだけど、裏はどこも似たような殺風景で窓があるだけのモルタルの切り立った谷。」という話が印象深かったの思い出しました。

…あと、この話の中で「一日の数分だけ月光が真上から差しこむと向かいのビルがまるで巨大な鏡のように見える」という描写があるのですが(注:窓に光が反射しているのではなく、上記のように奥も手前のビルと酷似しているので起きる錯覚。)、これを逆手に取って「ビルの背後に鏡を設けて奥のビルに見せる」というテクを思いついたことがあります。
合わせ鏡にすれば摩天楼の林に・・・は無理かw
光山市交通局
2016年01月13日 00:14
>レサレサさん

  JOHN ALLEN製作の大レイアウトのGD LINEなんかでは鏡を効果的に使って街並みの奥行きを二倍に見せる効果が紹介されていますね。

 大レイアウトだけに大きな鏡を使ったものが大半ですが、欧米のストラクチャーではA面とB面で異なる表情の物が多いので上手く使えばかなり効果的だったのではと思います。
レサレサ
2016年01月13日 01:14
ええ、ジョン・アレンさんのレイアウトなどで「鏡」の活用を聞いてもいたので「ビルの鏡映し」という発想に至ったわけです。

現在考えているのは工場地帯(と言うかスチームパンク)のレイアウトで、こんな感じに鏡を使いたいかなと考えております。
・引込線の奥で退避櫓の上をにパイプラインが乗り越えているのだが、櫓の中が鏡になっている。
(櫓が鏡のふち隠し、裏側は櫓その物を隠すパイプが絡んだ屋外機器。)
・高架の旅客線路の下にある道路の行き止まりに直角に組んだ(上から見るとL型)鏡をおきトンネルにする。
(道路の末端に鏡というアイディアは多いが、鏡像の車の通行が逆になるので二重反射で修正。鏡の隙間は車線分離の柱で隠す。)
・工場(ファーラーの改造)の大扉の奥にやや斜めに鏡を置き、奥行きと工員数を増加。
(手前側に本物、奥に鏡像。薄暗いうえに嫌でも正面から見るので観察者の目は映らない。)