今年最初の運転会から「仮設の車両整備工場(笑)」のはなし

 運転会で感じたことから・その二です。
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 体験運転レイアウトで使用される車両たちは子供が扱うだけにどの編成も酷使されがちでメンバーの何人かが走行後のメンテナンスに頑張る事になります。
 仕事の大半はギアに巻き込んだ埃の除去と車輪のクリーニング、場合によってはグリスアップなんかも含めますが、時には動力レベルの分解を伴う事も多い様です。勿論一周20メートル以上のメインコースを1時間単位で連続走行するモジュール内の編成でも条件はあまり変わらずこれらも大半は整備の対象になります。

 聞いた話ではショッピングセンターよりも駅のコンコースの場合がギアに巻き込んでいる埃の量が多いそうです。ギャラリーの物理的な多さに加えて時期的に糸くずの出やすい服装が増えるからではないかとの推察でしたが。家の運転では分からないこういう話が聞けるのはこの種の運転会ならではですね(笑)
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 そんな訳でモジュールの内側のクラブ席は殆ど常時「車両整備工場」か「カメラ置場(これについては後述w)」のノリになります。

 前述のクリーニングはもとより、買ってきたばかりの新車に照明を組み込むとか自作車両の動力の再調整なんてのまでやっていたりします。ある意味運転そのものより活気があるのではないかと。
 実はこれを眺めたり自分も参加している時が結構楽しかったりもしますし、外からのギャラリーが見ても結構面白がって観ていて下さる向きが多い様です。特に年配者にこの傾向が強い感じがしました。
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 ですがこの光景、どこかで見た事があると思って記憶を手繰ってみたら大宮の鉄道博物館のレイアウトの展示で「車両のメンテナンス室が外から覗ける構造だった」のを思い出しました。
 どちらも昔懐かし「おもちゃの修理おじさん」みたいなノリが感じられます。
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 そのノリは線路の整備やクリーニングでも変わりません。
 周回距離が長いだけに線路のクリーニングも一人では無理でその都度気が付いたスタッフが自発的にやる風習がいつの間にか出来上がっています。
 同好の士の集まりでもあるクラブの場合これは非常に大事な事と思います。

 が、それを置いておいてもなんだかこれを見ているとリペアや整備も一種のエンターテイメントに見えてくるから不思議で不思議で(笑)
光山鉄道管理局
 HPです。

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