「機関車のお立ち台」のモジュールのはなし

 先日の運転会の話で書き落としていた事から。

 運転会初日は昼間の一般向け編成の走行、夜のメンバーの趣味に走った運行の二部に大別されます。
 夜の部だと(決してアダルトという訳ではないのですが)昼間は見ない旧客の編成とか一般には地味な普通列車、あるいは時間帯もあって夜行列車の編成が増えるのが常です。

 或いは先日入線させたばかりの新製品を持ちこみ私設のデモ走行をやったり、こだわりの自作・改造車の編成を持ちこむなど「クラブの運転会らしい」展開が見られるのもこういうときです。
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 更に私みたいな「ジャンクの花道」と言う本人以外に意味不明な(汗)編成を組みたがる奴とか、無闇に長い貨物編成を組みたがる者、外国形の編成をこの時とばかりに乱入させる者などもたまにいたりします。
 ひと頃は某宇宙戦艦やらキャラクターものの列車もあったりして更に楽しかったものですが。

 どれもこれもがそれぞれのメンバーの嗜好の違いを象徴しているのですがそれらが混然一体となった雰囲気そのものがとても楽しく感じられるのは前にもこのブログで書いた通りです。
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 そのノリが昼の部でも解る部分としてはモジュールの中に最近加わった「鉄博風・鉄道公園風」モジュールの存在です。
 これらのモジュールは「製作者が自分の車両を飾る為のもの」と言うのは殆どなく、メンバーの誰でもが飾ってみたい車両を思い思いに配置するところにその本来の意味があります。
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 モジュール自体は普通でもそこに飾られる「スターたち」がとっかえひっかえする事で一種の「お立ち台」的なその性格があり、それゆえにレイアウトの中で常に独特の華やかさを見せるのがこの種のモジュールと言えます。
 これなどは運転会のあるクラブならではの存在とは言えないでしょうか。
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 今回の見ものはメンバーの一人が持ちこみその場で手製の室内灯を組み込む作業を完了させたTOMIXのアレグラ、新作モジュールに合わせて作られたスクラッチ製作の路面電車なんかが目立っていました。
 私も例の「鉄道ホビートレイン」を持ちこんだりしていますし、夜の部の中ほどでは「ジャンクの花道の極北」みたいな真似もやったりしました(これについては別の機会に触れたいと思います)
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 一方でモジュール自体の新作や改修が加わっていたりするとそれだけでモジュール全体の雰囲気が変わる辺りもお祭り的と言えます。

 そういえばこの運転会のオファーを掛けてくださったショッピングセンターの店長さんも「(レイアウトが)この前見た時と違いますね。いつも手を加えているんですか?」と驚かれていたのも印象的でした。
 まあ、ひとりではこうしょっちゅう変化を付ける事などできませんからこういうのもクラブならではと言えましょう。
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 さて、今回私が持ち込んだ鉄博風モジュールですが数年前に作った物の改修バージョンです。
 その製作記は今後順次あげてゆく予定です。
光山鉄道管理局
 HPです。

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