鉄道博物館風モジュールを改修する・1・反省点と展望から

 先日も運転会の折にちょこっと紹介した鉄道博物館風モジュールの改装作業の話を今回から不定期で書こうと思います。
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 実はこのモジュール、製作したのは2011年~2012年にかけての期間で、実際に運転会に供したのは2012年に二回だけでした。実はこの2回で出来の粗さと当初の計画の甘さを痛感してしまい、更にそれ以後は同じベースを共用するミニSLレイアウト・棚幡線の工事に掛かり切った上に運転会での主役もそちらになってしまったために2012年暮れ頃を最後に放置状態になってしまっていたものです。

 このブログでもわざわざこのモジュールのためにカテゴリを用意していたのに最新の更新が2013年の7月だったりします。

 恥さらしになりますが(何をいまさらw)当時のブログを再録して改修前の反省点を挙げたいと思います。

 ~このモジュールの建造物は車両展示場と、Zゲージのミニ列車を中心とした博物館なのですが外壁にKATOの高架駅のパーツを中心に纏めています。更に左端には跨線橋を兼ねた外部への連絡橋を設け、建物内部も吹き抜けのある二階構造となっています。
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 実はこの建物、搬送時の内部破損防止と見た目の向上、自宅保管時の防塵を兼ねて全体に屋根を被せる方向で検討していました。

 最近になってやっと屋根作りに掛かる気になり(笑)どんな屋根を被せるかラフスケッチを描いてみているのですがどれもこれもぱっとしないのです。
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 どうしても取ってつけた様な不格好な屋根のデザインばかりで見た目「ヘンな重箱」みたいなのばかりとなっています。
 これと言うのもモジュール製作開始時に内装優先でデザインしてしまったつけが回っています。
 おまけに外壁パーツに既存の駅等の物を使っている為にデザイン上の制約が更に増してしまいました。
 デザインを優先すれば左側の連絡橋や右側の一階部分の機能性が削がれますし実用性重視だとコレクションケースをそのまま載せた方がましといった具合。
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 最初のデザインでは内装の事ばかりで屋根にまで気が回らなかったことが敗因と言えます。
 結局運転会には2階デッキ部にかぶせる形の間に合わせみたいな屋根にしてしまいましたが、この種の大物建造物をオリジナルで作る場合(特にディスプレイ以外の目的も想定している建物は)最初のグランドデザインが大事である事を今になって痛感しています~
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 と、まあこんな具合で、今回掲載の写真もその当時の物です。
 ですがアイデア自体は気に入ったものでしたし、このまま寝かせていても面白くないので可能な限り改修する事にしました。
 実はその決意をしたのが昨年の秋ごろの事です。
 
 改修は現在も進行中ですが、今回お見せしている写真からどう変わるかご覧いただきたいと思います。
 (この回不定期更新)
光山鉄道管理局
 HPです。

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