エンドウの京阪5000系が入線する

 昨年来不思議とエンドウの中古モデルに当たる事が増えているのですが今回もその話です。

 これも奥の相場に比べると異様なほどの安さで飛びつく事ができたのですが、本来なら古いだけが取柄の骨董モデルならそれ位の値付けの方がむしろ当然の様な気もします。

 物は京阪5000系の4連。
 ごく最近マイクロからもリリースされていますがあちらが6連で2万4千円位なところこちらは4連で1万円ちょっとでした。
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 これも30年前にリリースされたころは個性的な外観にかなり食指が動いたモデルでしたが当時は如何せん値段が高すぎて手が出ませんでした。
 30年ぶりにようやくこれが買えたというのも因縁みたいなものでしょうか。
 
 この電車の特徴は18M級の長さでありながらドアが5枚もある点です。
 閑散時には中間のふたつの扉をしめ切って座席化して使っていたそうでドアもその2枚だけ塗り分けられています。
 又、前面も先頭部の屋根が庇のように突き出ている所がなかなかに個性的なところです。
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 例によってエンドウらしいと言いますか、窓の抜けの良さは無類。ブラスゆえのボディの肉の薄さもかなりの好印象です。
 5枚ドアというインパクトのある車体を要領よくまとめている印象でした。
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 ただ、走行性は「いつものエンドウの動力」でやたらとノイジーでのったらのったらしている所は相変わらずですが(笑)
 この頃のエンドウの電車はヘッドライト点灯が標準装備になり始めた頃でこのモデルも多少ちらつきますが結構雰囲気のいい光り方をします。
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 流石に細密度をマイクロと比較する訳には行きませんがわたし的にはこれで十分です。

 それにしてもこの頃の私鉄電車はどれもこれも個性的なものばかりで楽しいですね。最近の一種規格化された新車に比べると実車を見た事がなくとも親しみを持てる機種が多いのはあの時代の勢い故・・・なのでしょうか。
光山鉄道管理局
 HPです。

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