今月のジャンク車「しなのマイクロの営団地下鉄7000系」

先日近所のハード●フがリニューアルオープンし、そこでも中古鉄道模型の扱いが始まりました。
故郷でも、また首都圏なんかでもこの種の中古ショップが開店やリニューアル著しいですが、今回も含めてどこに入っても店の雰囲気が同じで驚かされます。
全国チェーンなので当然と言えばそうなのですが、一緒に入ったうちの子供が「東京みたいだ」と妙に感心していたのが印象的です。
事実、首都圏で最近開店しているチェーン店とほぼ同じ内装と店内配置だったりしますし(笑)
それはさておいて
私個人としては今年に入ってから中古モデルの入線がめっきり減っていました。
出物自体が少ない事もあってこの種の店にサプライズ的な品がなくなっている事やどこの店も秋葉原相場の強気な値付けになってしまっている事が大きかったりします。
その意味で今回は久しぶりに見つけ物が多かったです。
とはいえ、そこは私が欲しがるようなモデルですから(自虐)変なのが多いですが。

しなのマイクロの営団地下鉄7000系などはその最たるものでしょう。
なにしろ「先頭車1両だけ」ですし。
このモデルは東京のショップとか、ネットオークションで出物を見る事が比較的多い物ですが昔はGMのキットメイク品と競合したり最近KATOから間然するところの無いプラ製品が出ていたりするので敢えて「しなのでなければ」と言う必然性が希薄なものになっています。
そんな事もあってこれまで手を出さないでいたものですが店頭で手に取って見たらついむらむらと(笑)

モデル自体は良くも悪くも「80年代のブラスモデル」
少なくともディテーリングで勝負していないのは歴然です。
しかもヘッドライトの点灯なし、それどころか室内のインテリアもありません。
見様によっては「一種のモックアップが走っている」様なものです。
ですがその一方できれいに打ち抜かれたサッシの微細さはため息が出るほど見事なものです。
これが肉薄のボディと組み合わされているのでサイドビューの印象はそう悪くありません。
流石にこれで編成を組む気にはなれないですし、かといって飾るにはあっさりしすぎですが、電車区のモジュールに置物として使うには悪くない気がします。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
貴ブログは以前より、ちょくちょく観させていただいてました。
表題のしなのマイクロの営団7000系、私編成で所有しています。
動力車にゴムタイヤが無いとか(重さでカバーするとの事)正直
今のモデルよりも模型的には落ちますけど正面のプレスされた
営団マークなんて、素晴らしいなんて思って一人悦に入っております。
これからも昔のモデルに陽を当ててくださると嬉しいです。
コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
この頃のしなのの動力ユニットはゴムタイヤこそありませんがフライホイール装備のせいが昔のモデルの中では比較的いい走りをみせますね。
特に最近のパワーパックと組み合わせると効果が分かりやすい気がします。
どうかすると細密度ばかりが語られがちなブラスモデルですが造形があっさりしていても素材の質感そのもので評価される所があっても良いと思いますね。
私がそれを意識しだしたのはエンドウの阪急6300系辺りからですが、走らせるモデルとしてNゲージを評価する場合あの「ボディの質感と肉の薄さ」は大きなメリットであり個性ではないかと感じています。