偉大なる凡庸の系譜・番外編「GMの詰所」
ストラクチャー版「偉大なる凡庸の系譜」
今回はGMの「詰所」から
うろおぼえですが私が小学生の時に買ってもらった「レイアウトモデリング」のストラクチャー製作記事にこういうのがありました。
~新三種の神器流行りのご時世ですが駅の建物の三種の神器というと「本屋・ホーム・信号所」となるかと思います。しかし本屋やホームはともかく信号所は余ほど大きな規模の駅でないと見掛けないので勢い三種の神器からは外すべきです。
信号所の代わりにポイントのある駅ならどこの駅でも見掛ける線路班詰所を加えるべきではないかと思います~
言われてみればあの頃の駅構内をぐるりと見回すとこういう小屋をよく見掛けた気がします。
また、当の「レイアウトモデリング」をはじめあの頃のレイアウトの駅(もちろん当時の事ですから16番です)にはかなりの確率でこの種の「半分が倉庫になっている詰所」がありました。
駅構内で一番目立つのが本屋とホームなのは勿論ですが、この種の詰所や物置、便所などの並びも車窓風景としては「駅らしさ」を演出するのは欠かせない物と思います。
Nゲージではその詰所がGMから「初の日本型ストラクチャーキット」としてリリースされたのですから当時は結構な驚きでした。
これが信号所と共にリリースされたのは昭和50年の夏ごろですが、これが現在でも塗装済みキットとしてリリースされ続けている超が付く位の定番キットとなっているのですから大したものです。
サイズも適当であの当時ですらそこそこ安価。組みたてにも特別な要領を全く必要としません。
しかも当時のキットとしても凄いのがトロリーやドラム缶等のアクセサリが既に付属していた事です。
要するに「誰でも手にする事ができる駅の施設」として最初から手の加えようがないくらいに完成されていたアイテムでもありました。
しかも都会から田舎までどんな駅にも似合います(ここは重要な点です)
写真のモデルは「リリース当時に購入して組みたててから30年もたなざらしになっていた挙句、30年目にして機関区風セクションに組み込まれた」という自分でも驚くような経緯をもつ建物です。
ですから文字通りの「築40年」
実際の詰所でもこれより短いのがあるかもしれないと思えるほどの歴史を刻みこみました(爆笑)
とはいえ作ったのが小学生当時の私ですから出来の方はご覧の通り。後から手を加えてもこれ以上にできませんでした。
これも後にKATOが機関区の建物として完成品で追随しますが不思議と後続がありません(あのTOMIXやジオコレですらこのサイズの詰所はありません)
まあ、GMのこれだけがあれば不自由しないのも確かです。
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信号所の代わりにポイントのある駅ならどこの駅でも見掛ける線路班詰所を加えるべきではないかと思います~
言われてみればあの頃の駅構内をぐるりと見回すとこういう小屋をよく見掛けた気がします。
また、当の「レイアウトモデリング」をはじめあの頃のレイアウトの駅(もちろん当時の事ですから16番です)にはかなりの確率でこの種の「半分が倉庫になっている詰所」がありました。
駅構内で一番目立つのが本屋とホームなのは勿論ですが、この種の詰所や物置、便所などの並びも車窓風景としては「駅らしさ」を演出するのは欠かせない物と思います。
Nゲージではその詰所がGMから「初の日本型ストラクチャーキット」としてリリースされたのですから当時は結構な驚きでした。
これが信号所と共にリリースされたのは昭和50年の夏ごろですが、これが現在でも塗装済みキットとしてリリースされ続けている超が付く位の定番キットとなっているのですから大したものです。
サイズも適当であの当時ですらそこそこ安価。組みたてにも特別な要領を全く必要としません。
しかも当時のキットとしても凄いのがトロリーやドラム缶等のアクセサリが既に付属していた事です。
要するに「誰でも手にする事ができる駅の施設」として最初から手の加えようがないくらいに完成されていたアイテムでもありました。
しかも都会から田舎までどんな駅にも似合います(ここは重要な点です)
写真のモデルは「リリース当時に購入して組みたててから30年もたなざらしになっていた挙句、30年目にして機関区風セクションに組み込まれた」という自分でも驚くような経緯をもつ建物です。
ですから文字通りの「築40年」
実際の詰所でもこれより短いのがあるかもしれないと思えるほどの歴史を刻みこみました(爆笑)
とはいえ作ったのが小学生当時の私ですから出来の方はご覧の通り。後から手を加えてもこれ以上にできませんでした。
これも後にKATOが機関区の建物として完成品で追随しますが不思議と後続がありません(あのTOMIXやジオコレですらこのサイズの詰所はありません)
まあ、GMのこれだけがあれば不自由しないのも確かです。
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この記事へのコメント
こちらへのコメントも久しぶりになっちゃいました(^-^;
GMの詰所、良いですね。
私も駅に設置しようと思っている必須アイテムです(笑)
ほんとに駅の規模や、時代をあまり選びませんね。
詰所の待遇改善がなされていないのか(爆)
でもロングセラーにはそれなりの根拠があるという事ですね。
最近着色済みになってきてますが、この手のストラクチャーは未塗装キットのままでいってほしいと思うのは少数でしょうか?(^-^;
(ちなみにアルミサッシ普及が進んだのは高度成長期時代ごろだそうですが、それ以前からあった建物でも取り替えてあるケースがあるので設定年代がそれ以後なら別に問題ないみたいです。)
この「格子窓をアルミサッシ化」は、信号所などほかのGMキットにも応用できる便利な手法で、昔TMSで見たときなるほどと思いました。
最近のGMの塗装済みストラクチャーには私も少し違和感を感じます。
今にして思うのですがGMの建物キットの楽しみは半分近く塗装にある気がしていますので(下手なのに笑)
GMのキットは建物としてばかりでなく「素材」としての魅力が大きい事をメーカーがもう少し認識してくれると有難いですね。
言われてみれば昭和50年代以降は「古い木造建築にアルミサッシ」という組み合わせはかなり目立ちましたね。親方日の丸の国鉄時代はこの種の更新はかなり早かったのではないでしょうか。
このコメントで思い出しましたが私の母校の小学校も昭和50年前後に木の窓枠がアルミサッシに変わったと記憶しています。
因みに母校の中学校などは「鉄のサッシ」が主流でした。