今月の16番・「エンドウのキハ02」のはなし

 先日入手した16番の中古モデルから。
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 物はエンドウのキハ02です。
 これは少なくとも昭和50年代頃まではエンドウの16番入門モデルの定番だったアイテムで「これ1両あれば鉄道が開業できる」と言う点でNゲージにおけるTOMIXのキハ02と並ぶ立ち位置を持つモデルです。
 
 あの頃の16番モデルの常で車体は金属製、動力は1軸駆動で「テツドウモケイ」の基本はきっちり押さえたものと言えます。
 同じようなステイタスとしては同じエンドウのB20がありますが両者に共通しているのは「一応スケールモデルである」点。
 他社のモデルが走行性重視の立場とは言え自由形のショーティ主体なのに対してかなり訴求力のある特徴となっていたと思います。
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(更に言うならこの2者は「あとからスケールモデルの増備が進んでもレイアウト、又はコレクションのマスコット的存在となるので余り邪魔にならない」という利点ももちます。

 このキハ02、私が16番を始めた頃から折があれば入手したいモデルだったのですがこれまで奥にしろ中古屋にしろ適当な値段のモデルになかなか当たらず何度か見逃してきたモデルであります。
 今回秋葉の某中古屋でやっとこさ出物を見つけたものですが、安いだけあってくたびれ具合も半端ありませんでした。
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 ボディは所々塗装の剥離がありましたし走行性も時々突っかかりがあります。
 とはいえ、この種の16番モデルは動力系のリペアや調整が比較的容易である事が多いので敢えて買ってみる値打ちはありそうに思えました。

 16番だけあって手に持つとずっしり重いですし、当時のNゲージ並みに車内はモータとウェイトがぎっしりと詰まっています。
 造形やディテーリングも今の目で見ると細密性がどうこう言えるレベルではないのですが、これ又あの頃の16番らしい朴訥さが感じられるのがこのモデルの人徳と言えます。

 これから追々調整やウェザリング等を試してみる積りです。
光山鉄道管理局
 HPです。

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