トレインフェスタのはなしその11・鉄博風モジュールのはなし
トレインフェスタ2016のはなし
これまでクラブやら他の出展物の話を続けてきましたが、そろそろ自分の作ったモジュールの話もしなければいけない気がします。
文字通りの愚作のはなしですがご勘弁を。
今回のイベントで私が一番不安を感じていたのは何あろう「全国規模のイベントに愚作のモジュールを出展する」事にあったのは間違いありません(大汗)
何しろ参加される他のクラブの作品の出来や作りは私などからすれば「雲上のレベル」ですし比較でもされるとひとたまりもないレベルですから。
とはいえ出してしまったものは仕方がないですからそれぞれのモジュールについて出来そのものについては置いておいて、見に来られた方の反応を中心に書きたいと思います。
鉄博モジュールの改修で肝に据えていた事は「覗きこむ」という事です。
モジュールの半分に大きな屋根を掛け内部に照明を仕込んだのは「実際の鉄道関係の博物館がそういう構造である事が多いから」というのがありました。
実際、屋根がない状態で上から俯瞰で眺めると特に私の作例では「しょぼさが際立つ」という難点があります。
ですが屋根を被せた上で内部を照明で明るくし一部に覗き窓を開けると見る側は「つい中を覗きたくなる」のが普通です。
露天だと見流してしまう展示車両でもそうやって覗きこめば「ああ、中にEF58が居るな」位は思ってもらえる訳です。
我ながら随分と姑息ではありますが、結果的にそういう効果を狙う形になりました。
さて、今回の展示ではこの鉄博モジュールの真ん前には「塗り絵コーナー」が配置されました。
必然的にここに来たお子様がたが中を覗く確率は高くなりますし、そうすると「中を小さな列車が走っている(Zゲージのミニ線路)」のが目に入ってきます。
それを見たお子さんたちが親を呼んで一緒に覗きこむという形になります。
前の運転会でもそうでしたが、今回もこのパターンは非常に多かったです。
今回の改修で人形の数をほぼ倍増させていますし、寂しい感じだけはありませんから(笑)それなりに楽しんでは頂けたかなと思います。
ただ、今回はいつもの様に他のクラブメンバーの持ち込み車両を並べる事は期待薄(メンバーの参加者が少ない事とそれぞれが持ちこめる車両も制限されがち)だったので前に紹介した「Nのヒストリックモデルの企画展」をこちらで賄う形で展示車両を並べています。
エンドウのEF58とか、MOREのキ620なんてマニアでない人にはどうでもいい事ではありますがそれでも「除雪車」と「蒸気機関車」「新幹線」が並んでいる華やかさはあります。
意外に好評(笑)だったのが展示品の中にこっそり紛れ込ませていた「サンダーバード4号」
殆ど間違い探しか「ウォーリーを探せ」の感じで「おかあさん!サンダーバードが居る!!」と親を呼ぶお子様が多かったのは面白い現象でした。
(実は入場客の中にこっそり「ジオンの黒い三連星」の御一行様が紛れ込んでいたのですが流石にそれに食いづいた人はいなかった様です。「これをネタにクイズでもやれば」とアドバイスを下さった方が居ましたが実際そうして見ればよかったと)
そうした展示品とZゲージのおかげで肝心のモジュールの大惨事の出来が少しでも目立たなくなれば(本末転倒)これはこれでよかったかもとか思います。
(さすがに他のクラブから見に来た方々は少し困った顔をされていた気がしますが大汗)
手持ちで主に活躍したのはZゲージの車両群。
運転会のような長時間の連続走行ではメルクリンミニクラブ(BR24とCタイプディーゼルロコ)の耐久性と走りは最大限に発揮されましたし、久しぶりに出したPLATZの0系&ドクターイエロー、天賞堂のC62&D51ペアも多少モジュールの彩りにはなった気もします。
そういえば今回のイベント、私が見て回った範囲ではZゲージの走行が少なかったのが意外でした。
私のモジュールの「博物館のミニ列車」を入れても二つか三つくらいではなかったでしょうか。
次回はこのイベントで初お目見えとなった歴代第4のモジュールの話をば。
光山鉄道管理局
HPです。
昨日「レイアウトの紹介」の項に「モジュールその2」を追加しました。
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これまでクラブやら他の出展物の話を続けてきましたが、そろそろ自分の作ったモジュールの話もしなければいけない気がします。
文字通りの愚作のはなしですがご勘弁を。
今回のイベントで私が一番不安を感じていたのは何あろう「全国規模のイベントに愚作のモジュールを出展する」事にあったのは間違いありません(大汗)
何しろ参加される他のクラブの作品の出来や作りは私などからすれば「雲上のレベル」ですし比較でもされるとひとたまりもないレベルですから。
とはいえ出してしまったものは仕方がないですからそれぞれのモジュールについて出来そのものについては置いておいて、見に来られた方の反応を中心に書きたいと思います。
鉄博モジュールの改修で肝に据えていた事は「覗きこむ」という事です。
モジュールの半分に大きな屋根を掛け内部に照明を仕込んだのは「実際の鉄道関係の博物館がそういう構造である事が多いから」というのがありました。
実際、屋根がない状態で上から俯瞰で眺めると特に私の作例では「しょぼさが際立つ」という難点があります。
ですが屋根を被せた上で内部を照明で明るくし一部に覗き窓を開けると見る側は「つい中を覗きたくなる」のが普通です。
露天だと見流してしまう展示車両でもそうやって覗きこめば「ああ、中にEF58が居るな」位は思ってもらえる訳です。
我ながら随分と姑息ではありますが、結果的にそういう効果を狙う形になりました。
さて、今回の展示ではこの鉄博モジュールの真ん前には「塗り絵コーナー」が配置されました。
必然的にここに来たお子様がたが中を覗く確率は高くなりますし、そうすると「中を小さな列車が走っている(Zゲージのミニ線路)」のが目に入ってきます。
それを見たお子さんたちが親を呼んで一緒に覗きこむという形になります。
前の運転会でもそうでしたが、今回もこのパターンは非常に多かったです。
今回の改修で人形の数をほぼ倍増させていますし、寂しい感じだけはありませんから(笑)それなりに楽しんでは頂けたかなと思います。
ただ、今回はいつもの様に他のクラブメンバーの持ち込み車両を並べる事は期待薄(メンバーの参加者が少ない事とそれぞれが持ちこめる車両も制限されがち)だったので前に紹介した「Nのヒストリックモデルの企画展」をこちらで賄う形で展示車両を並べています。
エンドウのEF58とか、MOREのキ620なんてマニアでない人にはどうでもいい事ではありますがそれでも「除雪車」と「蒸気機関車」「新幹線」が並んでいる華やかさはあります。
意外に好評(笑)だったのが展示品の中にこっそり紛れ込ませていた「サンダーバード4号」
殆ど間違い探しか「ウォーリーを探せ」の感じで「おかあさん!サンダーバードが居る!!」と親を呼ぶお子様が多かったのは面白い現象でした。
(実は入場客の中にこっそり「ジオンの黒い三連星」の御一行様が紛れ込んでいたのですが流石にそれに食いづいた人はいなかった様です。「これをネタにクイズでもやれば」とアドバイスを下さった方が居ましたが実際そうして見ればよかったと)
そうした展示品とZゲージのおかげで肝心のモジュールの大惨事の出来が少しでも目立たなくなれば(本末転倒)これはこれでよかったかもとか思います。
(さすがに他のクラブから見に来た方々は少し困った顔をされていた気がしますが大汗)
手持ちで主に活躍したのはZゲージの車両群。
運転会のような長時間の連続走行ではメルクリンミニクラブ(BR24とCタイプディーゼルロコ)の耐久性と走りは最大限に発揮されましたし、久しぶりに出したPLATZの0系&ドクターイエロー、天賞堂のC62&D51ペアも多少モジュールの彩りにはなった気もします。
そういえば今回のイベント、私が見て回った範囲ではZゲージの走行が少なかったのが意外でした。
私のモジュールの「博物館のミニ列車」を入れても二つか三つくらいではなかったでしょうか。
次回はこのイベントで初お目見えとなった歴代第4のモジュールの話をば。
光山鉄道管理局
HPです。
昨日「レイアウトの紹介」の項に「モジュールその2」を追加しました。
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この記事へのコメント
光景が想像できます。ほほえましいですね。
ゴジラや恐竜の人形まで置いたらやりすぎでしょうか。
ゴジラは他のメンバーがモジュールを作っていたので今回はできませんでした。
それにしても子どもというのはまったく目ざといです。サンダーバード4号、私自身置いていたのを忘れていたのに(汗)
ただ、モジュールやレイアウトでこの手のお遊びは好きな方ですし、全く違う題材を隣のモジュールにこっそりおいたら「全く別の年代へのアピール」にはなりました。
その件については近く触れるつもりです。