トレインフェスタ2016のはなし・書き残していた事から(汗)

 トレインフェスタのはなしから

 これまで半月以上この話でブログを引っ張ってきたというのにまだ書き残しがあったのですから困ったものです。

 今回はそうした落ち穂拾いみたいな所から。
DSCN5965.jpgDSCN5964.jpg
 グランシップの最上階では原鉄道模型博物館の所蔵品が何両か持ち込まれ特別展示がされていました。
 ラージスケールというのみならずほぼ全ての車両に実物準拠の機構を取り込んだモデルは正に清華です。

 しかもこれまで私が見てきた様な東京タワーの一室とか博物館の密閉空間とは異なり最上階の展望フロアみたいなところで自然光を取り込んだ展示。
 これまでのどれとも違う質感でモデルを観られたのが一番の収穫でした。
 ですがそういう環境の下では未塗装の金属地金丸出しのモデルが一番ぱっとしない様に見えたのは少し皮肉ではあります。

 それと出来るなら「それらのモデルの実際の走行を自然光の環境で見たかった」というのもあったりします。
DSCN5966.jpg
 その会場の窓から見る静岡の俯瞰。
 足元に東静岡駅があるだけに見ていて燃えました(爆)
 無理とは知りながら「こういうスケール感のレイアウトを作って見たい」なんて事を考えます。

 うちのクラブの展示から
DSCN6007.jpg
 ショッピングセンターでもよくやるのですが「不調のモデルのリペアや調整」が会場の一角で行なわれました。
 展示目的のレイアウトでこうした裏方作業を見せるというのは人によってはそれこそ楽屋裏を見させられるような物であまり好ましくない印象を与えかねないかもしれません。

 ですがそれを逆手にとってメンテナンスもエンターテイメントとして見せる方向もおおいにアリと思います。そうしたメンテナンスや補修を見せる事で「ユーザーが手を掛けている」感を示し、いい意味で「玩具とは違う模型」の意義をアピールする姿勢も必要ではないかと。
DSCN6000.jpg
 とはいえ少しでもそれをカッコよく見せるなら何かしら工夫は要るかもしれません。
 例えばお揃いのエプロンでもしてみるとかすると統一感があって好いかもしれない。
 そんな事も考えたりします。
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

レサレサ
2016年06月14日 23:06
東静岡駅の貨物ターミナルは今ではコンテナ列車オンリーですが、少し前までワム80000(厳密には貨物ブルー塗装のワム380000)が留置してあり、自分が見た最後の現役国鉄2軸車でした。
・・・模型でないと二軸貨車も見かけなくなっちゃったなぁ・・・

話変わりますが、以前ここのブログで紹介されていたKATOの初代C50についてTMSで興味深い情報を見つけました。
82年10月号、井上雅夫氏の「東武63号機をNゲージで作る」という記事で、初代C50が上記の機関車のベースになっているのですが、最後の方に「モーターは既にガタがきてましたので、トミックスの小型がちょうど収まるのを幸いに両軸を片軸に切断して使用しました。」とのこと。
改造の際、テンダーのフレームや車輪はそのままで車軸間の穴を削って広げた程度(モデル機のテンダーはここが半円状なので)だそうで、上回りは作り直してあるものもむしろ小さくなっていますので、素のC50にも使えるんじゃないかと思えるんですが…どうでしょう?
(もし流用できるなら故障時の部品交換になるかもしれません…もっとも『トミックスの小型』モーターがまだあればの話ですが。)
光山市交通局
2016年06月14日 23:43
>レサレサさん

 東静岡駅の個人的なカルチャーショックは「新幹線が地面を走っている!」(爆)でしたね。東北ではフル規格新幹線は大概高架か盛り土(あとは切通しとトンネル)なので。
 在来線利用のミニ新幹線なら「平地の踏切を通過する」のも当たり前なのですがそれはそれで「変」ではあります。

 情報ありがとうございます。

 当該の82年10月号が実家に置いてあるはずなので次の帰省の折に確認してみます。