今月の入線車から・マイクロのEF67

 先日入線の中古モデルから
 実は今年最初の電気機関車の入線だったりします(ED91タイプは昨年から材料だけは揃えていたので)

 マイクロの電機モデルですが私の想像では他社から競合車が出る可能性が低そうな組み合わせだったりします。
 その1は「EF67 1号機」
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 いわゆる「瀬野八の後部補機」のひとつです。
 かいつまんで言うなら山陽本線の難所である瀬野~八本松間の峠道で「列車を後押しするための機関車」と書けばいいでしょうか。

 用途が特殊なせいか「デッキの付いたオレンジ色のEF65」みたいに見える上に「前と後ろで貫通式と非貫通式のふたつの顔を持つ」など独特の異形感・際物感が漂う独特な1両と言えます。
 ここで「オレンジ色のEF65」と書きましたが、実際の本機のベースはEF65ではなくEF60なのだそうで
 言われてみれば確かにEF60の最終形はEF65とあまり見わけが付きません。

 そういえば同じEF60ベースでありながら瀬野八仕様に改造された「貫通扉の付いたEF60」にしか見えない物は何故か「EF61 200番台」を名乗っています。
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 まあ、それはさておき、
 普通ならこれほど際物臭の漂うロコ(わたし的に・・・という意味です。瀬野八ファンの方はお気を悪くなさらない様に)にはあまり手を出さない…筈なのですが3年ほど前に故郷の模型屋の処分セールで件のEF61 200番台とこれまた「オレンジ色の9600」なんて物を入線させてしまっているので「どうせなら」という感覚が働いて手を出してしまいました。
 これらの「変わり種」とか「オレンジ機関車」に共通しているのは「帰省中とか出張中なんかの出先で見つけて」「しかも半額かそれ以下の値段で売られていた」という「衝動買いの条件がすべて揃っていた事」です。

 これらを並べて見ると「旅先の軽躁状態」がどんなものかというひとつの証拠かもしれません。
 余程瀬野八の機関車に思い入れのあるファンは別格として、それ以外のユーザーは一瞬購入をためらう気がします。
 (事実9600などは私が買うまで丸5年以上店晒しになっていましたし)
DSCN6184.jpg
 話題を元に戻すと
 そんな訳で走行性は例によって「いつものマイクロ」のレベルです。可もなければ不可もありません。
 ただ、購入時のチェックでは「デッキ側のヘッドライトが点灯しない(事実タグにも書いてありましたし)」ので売る側も安く設定した節があります。

 ですが「最初からヘッドライトがないC52」の様な実例があるので瀬野八仕様のモデルは片方点かない物もある可能性は否定できません。

・・・とか思いながら帰宅後レイアウトで試走させてみたのですが
DSCN6185.jpg
 「エンドレスを2,3周させたらライトが点きました」
 何の事はない、恐らく接点の汚れだったと思います。恐らく検品ではこの程度の連続走行もやっていなかった(あるいはできない)ので汚れが落ち切らないうちに故障と判定されたのではないでしょうか。

 これだから中古モデルは分からないものです。
光山鉄道管理局
 HPです。

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