ターミナル駅ビルモジュールの建設・5・配置の決定とベース板のカット

 ターミナル駅のモジュールの検討から。
 今回のモジュールでは駅舎と高架ホーム、駅前の超高層ビルを使うことは既定路線なので問題は「それをどう配置するか」と言う事になります。

 更に本線をまたぐ形でシーナリィを配列する事も考慮しなければなりません。
 と言うのはモジュールとして他のモジュールと組み合わせて使う前提なので少なくとも線路の端部だけは線路を露出させて接続や脱線時の処理が容易にできるようにしなければなりません。
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 ここが個人だけが使うレイアウトと特に異なる点ですが、それらの条件を併せて駅舎の配置を検討してきました。

 これで分かった事はこのプランだとシーナリィ(特に駅前広場)の破綻なしに手前側の本線線路を露出させるのはほぼ不可能と言う事です。
 本線部にホームを配列し地下ホームに見立てるにしても、フルに駅前広場を被せると本線が殆ど見えないばかりか「何の為のモジュールか分らなくなる」危険すら出て来ます。
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 結局、妥協案として当初考えていたシーナリィに溶け込む様な本線線路の掘割配置をやめ「博物館の地下鉄ジオラマのカットモデル」の様に広場の一部に侵食する形で本線の真上をカットアウトしてホームや本線列車を見せる形式にするのが一番現実的なようです。
 そうなると前回紹介の第一案の配列だと駅前広場のカット面積が広くなってしまい見た目に面白くなくなります。

 そこで駅舎と高架ホームをベースに対してかなり斜めになる様に配置する事で少しでも本線線路の露出を大きくすると同時に見た目のダイナミック感を出す形式で行く事にしました。
 これのメリットとしてはもうひとつ、第一案では駅舎の陰になって殆ど背景にしかならない超高層ビルの露出度を引き揚げられる事、更に他のビル街を追加配置しやすくなる点もあります。
 現に先日静岡で入手した中層ビルを追加してみると遠景としてかなり有効に働く事も分りました。
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 本線部分はモジュール両端の上部ベースをそれぞれ10~15センチカットして露出度を稼ぐ事にします。
 イメージとしては先述した「高架ホームと地下ホームの組み合わされたターミナル駅のカットモデル」になりそうです。
 もしそれが気に入らなければカット部分の部材を取っておいて必要に応じてはめ込めるようにしても良い訳ですし、それなら「線路が全て隠れた駅前広場のジオラマ」にも出来そうです。
 (まあ、それをやるかどうかは別問題ですが)
DSC_1547.jpgDSCN5426.jpg
 今回のモジュール製作ではもうひとつ検討したい事があります。
 鉄博風のと2枚のモジュールを持ち運ぶ関係上、一度に搬入できるように個人用のおかもちにするための処理です。
 これは4本の棒とボルトとナット、工具としてはドリルと鋸があれば簡単に作れます。
 但しこればかりは現物合わせでやって見ない限りわかりませんが。
光山鉄道管理局
 HPです。

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