ワキ1000「急行便」の群れ
今回は貨車の大量増備のはなしから

近所の中古ショップにマイクロエースのEH10+ワキ1000系列の貨物列車セットの出物があるのですが、ひとセット1万9千円。
急行便仕様のワキの並びというのは個人的に魅力を感じるのですがこの値段ではどうにも手が出ません。
そんな折、先日別のジャンク屋でTOMIXと河合の中古貨車を大量に入手する事ができました。
最近は中古でも500円~どうかすると1000円台でないと貨車の出物がない事が多いので1両辺り300円で貨車を買えるのは非常に有難い事です。
但しその大半が「ワキ1000」なのですが。

ワキ1000はTOMIX(ナインスケール)初のボギー貨車としてリリースされた物だけにこれまでも中古の出物を1,2両入線させる事が出来ています。
が、今回は10両以上が一時に入線した事から件の「EH10が牽く急行貨物列車」が実現できる事になります。
既入線の手持ちのワキ&ワムフ、これまた以前から持っていた急行便仕様のワムまで動員して17両牽引の(レイアウトのバランス的に)堂々たる編成が実現しました。
EH10の方は以前「たから号」の牽引機として入線させていたKATOの仕様。
実はこれと別にマイクロの奴もあるのですがパンタがPS22なので見た目にしょぼいという欠点が(汗)

ですが貨車の全てをKATOで賄っていた「たから号」と異なり新発売当時から車輪の転がりの悪さに定評のある(笑)香港TOMIXのワキですから手で引っ張って見てもかなり抵抗を感じます。
案の定走行は「えっちらおっちら」という感じでさしものEH10も少し息を切らし気味でした。


ところで今回のワキ1000の群れ、所々に河合の仕様品が混じっています。
同じワキ1000を名乗っていますがTOMIXより窓が多い仕様や逆に全く窓のない物も混じっていて「黒一色に黄色帯」のゴキブリ編成(失礼!)に少なからぬアクセントを添えているのは嬉しい所です。
良く見ると引き戸上部の表現がTOMIXよりも強く、造形だけ見るとまるで別の会社の製品みたいに見えるのはご愛敬です。

コンテナが普及する以前は本線クラスではこういう編成の貨物列車が主流だったのでしょうが、それだけに貨車そのもののバラエティで魅せてくれる編成と思います。
今度運転会で試してみようかと。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型 ブログランキングへ
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

近所の中古ショップにマイクロエースのEH10+ワキ1000系列の貨物列車セットの出物があるのですが、ひとセット1万9千円。
急行便仕様のワキの並びというのは個人的に魅力を感じるのですがこの値段ではどうにも手が出ません。
そんな折、先日別のジャンク屋でTOMIXと河合の中古貨車を大量に入手する事ができました。
最近は中古でも500円~どうかすると1000円台でないと貨車の出物がない事が多いので1両辺り300円で貨車を買えるのは非常に有難い事です。
但しその大半が「ワキ1000」なのですが。

ワキ1000はTOMIX(ナインスケール)初のボギー貨車としてリリースされた物だけにこれまでも中古の出物を1,2両入線させる事が出来ています。
が、今回は10両以上が一時に入線した事から件の「EH10が牽く急行貨物列車」が実現できる事になります。
既入線の手持ちのワキ&ワムフ、これまた以前から持っていた急行便仕様のワムまで動員して17両牽引の(レイアウトのバランス的に)堂々たる編成が実現しました。
EH10の方は以前「たから号」の牽引機として入線させていたKATOの仕様。
実はこれと別にマイクロの奴もあるのですがパンタがPS22なので見た目にしょぼいという欠点が(汗)

ですが貨車の全てをKATOで賄っていた「たから号」と異なり新発売当時から車輪の転がりの悪さに定評のある(笑)香港TOMIXのワキですから手で引っ張って見てもかなり抵抗を感じます。
案の定走行は「えっちらおっちら」という感じでさしものEH10も少し息を切らし気味でした。


ところで今回のワキ1000の群れ、所々に河合の仕様品が混じっています。
同じワキ1000を名乗っていますがTOMIXより窓が多い仕様や逆に全く窓のない物も混じっていて「黒一色に黄色帯」のゴキブリ編成(失礼!)に少なからぬアクセントを添えているのは嬉しい所です。
良く見ると引き戸上部の表現がTOMIXよりも強く、造形だけ見るとまるで別の会社の製品みたいに見えるのはご愛敬です。

コンテナが普及する以前は本線クラスではこういう編成の貨物列車が主流だったのでしょうが、それだけに貨車そのもののバラエティで魅せてくれる編成と思います。
今度運転会で試してみようかと。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型 ブログランキングへ
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
確かに急行便一族を長く繋いで遊ぶには結構厄介な調整が不可欠でした。台車枠を見るとピボット軸受け穴のフチは盛り上がってます。最初はこれが車輪側面に擦れブレーキになってないかと考えました。最初はコレを削り取ったのみで転がりが軽くなった車両もあるものの、さして良くなっていないものもあり。
しばらく考えて鶴首ピンセットの先端で軽く穴を浚う、車軸先端を軽くヤスリ掛けして長さを詰めるなんて無茶もしました。長く繋ぐなら転がり抵抗をなるたけ下げねば浮き上がり脱線の原因にもなりかねません。あとは河合版ワキが香港tomy版やワムフと高さが揃わないのもあったりしたので、ボルスタがはまる台車枠の面を少し削ったりしました。
ワムフ台車枠がデッキ妻板の裏面や床下機器に軽く擦れる箇所もあったので、なるべく外見に影響しないよう削ってます。次回に出向ける際は持参するのもありかもしれません。
牽引機ともども今でも待ってます。
河合商会に引き継がれてからの香港系貨車は一気に仕様のバラエティが拡大しましたが、殊ワキ1000に関しては旧製品とのマッチングを考えていない様な造形差が感じられますね。
ですが個人的には河合仕様にも独自に魅力を感じているので編成の統一感という点では悩ましいところです。
八王子のアトレにポポンデッタが進出していたとは知りませんでした。八王子界隈は専ら大和田のホビーオフばっかりだったのですが、この次覗いてみたいですね。
>匿名希望さん
>
今回のコメントを見て「そういえば鉄コレは制式の仕様の貨車を殆ど出していないな」と気が付きました(汗)
他車(と言うか主に16番のモデルと比較して)に比べてリベットをはじめとするモールドが強すぎるのがナインスケール仕様の弱点だったので、リニューアルされるならそれに越した事はありませんね。
ただ、懸念材料はTOMIX・鉄コレともに海外生産ゆえの高騰傾向が強まっている事ですね。
KATOはもちろん、サードパーティのペーパーキット系モデルが相対的に格安に感じてしまうほどの現状ですから。
>鉄コレは制式の仕様の貨車を殆ど出していないな
自分もその関係で私鉄っぽい電車と電気機関車がそろっているのに「電鉄らしい貨車」が不足し、以下の方法でレトロな無蓋車を量産しています。
【小田急などで見られた「妻板が鋼板の木造貨車」】
トミックスのトラ145000を用意し、妻板上部を少し切り取る。
このタイプの無蓋車は国鉄のコトラと違い、妻板が低い(砂利などを積む前提だから?)ので、これでそれっぽく見えるはず。
【観音トムもどき】
トミックスのワム3500の車体の上部を切り取って無蓋車に見せる。(ちなみに観音トムの側面高さは内側で測って1000mm。)
観音トムはワム1やワム3500と足回りがほぼ同じなので、ドアレールと足かけを削ればそれっぽく見えるはず。
扉の形状はやや違うが、幅はほぼ同じで中央に分割ラインのようなものがあるので左右に開くように見えるはず。
>レサレサさん
>
有蓋車の屋根をカットして無蓋車にするというのはアイデアですね。
ジャンルは違いますがナインスケールの貨車では近いうちに改造を考えているのがあります(ヒントはTMSの76年1月号w)
上手くいったらこのブログでも紹介したいと思います。