ミニトリックスのグラスカステン蒸気機関車

 帰省の戦利品から
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 今回紹介するのはドイツ型です。
 同じドイツ製でも先日紹介したアーノルドの電車は60センチ近い長さのパッケージでしたがこちらは「二軸貨車用のパッケージにも収まります」(笑)

 ミニトリックスの「グラスカステン」蒸機
 見ての通り「旧型電機みたいなデッキが前後に付いた軽便鉄道の単端にも見えるミニ蒸気機関車」と言う趣です。
 しかも短い。
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 動輪径こそアーノルドのT2より大きそうですが長さに比べて妙に高い全高のおかげでちんまりしたプロポーションです。
 キャビンに至ってはボイラーの半分位を囲っていそうな大きさで「ガラスの小箱=グラスカステン」という愛称で彼の地では親しまれている機種だそうです。
 確かにヘンではありますが、妙に愛嬌がありますしミニ蒸機の中では図抜けた細密感・凝縮感があります。

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 実はグラスカステンのモデルは以前からネットオークションなどでは中古を割合見掛けるモデルなのですがどれもこれも最後には「わたしの手の出ない値段」になってしまうという点で妙に引っかかっていたモデルでした。
 実際、店頭でこのモデルを見つけたのは今回が初めてでした。
 値段はオクより心持安い程度でしたが「その場で試走、コンディションのチェックができる」のはオクではまずできないメリットです。

 今回のモデルのプロトタイプはドイツ国鉄統合前のバイエルン王立鉄道の仕様らしいですがDBの奴よりもシックな配色が嬉しいですね。
 走行性はうちに在籍しているトリックスのT3より幾分いいという程度。
 特にポイントの無電区間に引っかかりやすいですがしばらく慣らしをして当たりが付いてくるとよく走るようになるのはドイツ製中古鉄道模型共通の傾向の様です。

 ミニカーブ対応の二軸貨車でも2,3両牽かせてみるとか、欧州型の2軸客車を引かせるとかが似合いそうなロコです。
 書き忘れていましたがミニカーブ140Rはクリアできます。


 ・・・それにしても、なんでしょうか、これをまじまじと見ていると「デッキの上に人を乗せたくなってたまらなくなります」
 EF57とかDD13ではそんなこと思いつかなかったのに。
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 帰省先では何故か日本型の客車を牽く羽目になりましたが、これらも帰省の戦利品ですのでいずれ紹介したいと思います。

光山鉄道管理局
 HPです。

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