KATOのC55ととある目論見のはなし

 先日の上京での入線車から
 KATOのC55の中古です。
DSCN9574.jpg
 個人的な感想ですがC55はKATOの蒸気の中でも一種独特の地位を占めている機種と思います。
 先日リリースされたC59はカタログで予告されてから実際に製品がリリースされるまで30年以上待たされましたし、D52等は予告されたのが40年以上前なのに未だに出る気配すらありません。

 実車の人気度の点からいってもC55はかなり後のリリースでもおかしくなかった筈なのにいきなりリリースされたという印象があります。
 しかもC55と言うと大概のファンがイメージする流線型が出ていないのです。
 (以前機芸出版社からリリースされていたエッチング製のキットで対応しろと言うことでしょうか・・・まさかw)
DSCN9576.jpg
 今回入手したのは門鉄デフ仕様。
 購入した理由は「そこそこ走れて安かったから」
 我ながら随分な購入理由ですがこれには訳があります。
DSCN5978.jpgDSCN5980.jpg
 一昨年の暮れに購入していた「キングスホビーのC53流線型キット」の動力に使いたいという目論見があったからです。
 あのキットは購入以来丸1年以上寝かせた状態ですが、動力に使えるKATOのC55の出物が現住地でも故郷でもなかなかなく、秋葉ですらこれまでなかなか見つけられないアイテムでもありました。
DSCN9578.jpg 
 ベースが「あの頃のKATO製品」だけにスケールより大きめになる筈なので出来るだけ早く入手しないとせっかくのキットが宙に浮いてしまう危惧がありました。
  
 今回の入線でやっと計画に一歩近づいた感があります。
 さて、次のハードルはかなり難易度の高そうなキングスのキットをどう組み上げるかにかかっています。 
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2016年09月04日 07:24
カトーのC55、スケールより若干大きいのを差し引いても良く出来てますよね。
私も以前2両(標準型と門デフ)持ってました。
走行性能も素晴らしくて、恐らく当時のカトー蒸機で最も快調だった気がします。

ところでキングスホビーのC53キット、私自身は作ったことがありませんが、動力の改造(動輪を移動)が難関らしいです。
かなり調整が難しいとか…
勿論、細部に拘らないならC55の動力をそのまま流用しても良いとのことなので、私ならそうすると思います。
2016年09月04日 21:34
お晩でございます

大風呂敷を広げすぎ収拾がつかなくなって『無かった事』にする

最近ではNの『DE10更新カラー』を
カタログ上へ“新製品”と大々的に発表していながら
次の年のカタログには『丸で無かった事』のようにしれっとしています

だったらそんな大風呂敷を広げず
通常の新製品発表にしておけばよいのです

そうなればこちらユーザー側も当然期待はある程度持つわけで…

過剰な期待を持たせるメーカー側の姿勢にも多少の問題あると思います
光山市交通局
2016年09月05日 22:43


>鉄道模型大好きおじさん
>
 キットに付属の手順書には動輪間隔の改造も掲載されているのですが見ているだけで嫌になりました(笑)
 やるなら私もそのまま流用の方向ですね。
 第一C55の「水かき付き車輪」はC53にはなかった気がしますしこの時点で実車通りではありませんから。
光山市交通局
2016年09月05日 22:46
>南栗橋車両管理区荒川支所さん

 最近は黙っていても毎月新製品ラッシュなので目立たない事も多いのですが、昭和40年代はNの新製品は年にひとつかふたつ位でしたから「製品化が遅い」というのはかなり気になる事でしたね。

 大風呂敷を広げても反響がなければなかなか製品化に踏み切れない事情もあるとは思いますが、それなりのリサーチの上での発表と思いますからせめて「なかった事」は勘弁してほしい所ではあります。