ターミナル駅ビルモジュールの建設・17・「駅前の西部警察(笑)」

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ターミナル駅のモジュール作業はグランシップトレインフェスタへの展示でひと山越えました。
今回はその時のはなしから。

モジュールレイアウトのランドマークのひとつにするべく「長さ60センチ以上のさし渡しの駅ビル」と背後に「34階建ての超高層ビル」を配置しましたが、まったくもって「細密度よりもインパクト」という私の大雑把なポリシーの具現化みたいな代物でした。
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鉄博風のモジュールの方は200人近い人形が駆り出されましたが、こっちのモジュールは駅前広場の整備が追いつかなかった(何しろ区分線はもとよりクルマやバス停すらない)ので急遽穴埋めにある物を駆りだしました。
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これまた以前作って過去の運転会に何度か出している「西部警察の装甲車と大門軍団」のミニシーンです。
実はマシンXと特車サファリを忘れてきてしまっていたので幾分中途半端です。
とはいえ実際のドラマでも装甲車が東京駅前を練り歩いていますし、静岡ロケでも「小暮課長が駅前広場にヘリで乗りつける」なんて事があったりするのでそれほど荒唐無稽という訳でもありません。
強いて言えば「西部警察光山ロケの一シーン」に見えない事もない訳です。

こちらは40代以上の男性の目をかなり引きました。
最初、駅ビルや超高層ビルを見に来て「駅前に何か変なのが居る」のに気付いて、それをよく覗きこんで「にやりとしたり呆れたり」する。
会期中このパターンが非常に多かったです。
中には連れに西部警察のレクチャーを始めるご仁も結構いたりして結構興味深かったです。

少なくともショッピングセンターの運転会以上の反応の多さは実感できました。
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次に多かったのが駅ビル背後の高架ホーム部分に留置されていた電車を覗く人たち。
実はここには「高架駅にあまり縁のない通勤電車の花道」のつもりでIGRの1000形と富士急行の3000形(カラーリングも少し似ていますし)を配置した物ですが、どちらも静岡にはあまり縁がない車両なので反応は今ひとつでした。
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建物自体の照明効果は結構遠くから見ても分るほどでしたから「クラブの位置を示す標識」という本来の意味でのランドマークの役割を果たしていたのは不幸中の幸いです。

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一方で非常に忸怩たるものだったのが駅ビルの背後の壁。
実はここはプラダンをベースに作っていたのですが経年劣化で板自体が非常に反り返りやすくなっていて強力な両面テープで持ちこたえていたのに会場に来た途端「5分に一回は壁面全体がはがれる」という残念な事になってしまいました。
この点と駅前の未整備を考え併せると次回までに大改修は必至です。
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光山鉄道管理局
HPです。

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