今月の入線車から・みどりやの東急8500

 先日入線の中古モデルから。
DSCN6295.jpg
 このところうちに入線する私鉄モデルはブラス物が増えていますが、今回のはその中で最も古い物のひとつです。
 みどりや発売しなのマイクロ製造の東急8500系。

 「みどりや」なんて聞くと私なんかは「駅前のデパート(当時西武クレジットの運営していた一種の百貨店)」なんてのを連想してしまいます(歳がばれますね)
 もちろん西武のみどりやとは別のメーカーでしょう(多分)

 東急8500系自体もNゲージの勃興期(TOMIXの登場直前!)にSHOEIというメーカーから一枚板のエッチング板でキットが出ていた位の古さを誇ります。
 動力はKATO103系の流用。TMSの76年11月号でわざわざ「キットの作り方」なんてのが載りましたが屋根のカーブを作るのに「専用の治具を作る所から」書いてあって当時子供だった私は思い切り萎えました(笑)

 今回紹介のしなの製は完成品としては初の私鉄モデル(先日紹介の小田急9000系はこのあと)ですが見た目はSHOEIのキット組み品と大差ありません。
 どちらも金属ボディで後付けのパーツが殆ど無い(ミドリヤの仕様はライトのパーツが別付けという程度)事が関係しているのでしょう。
DSCN6299.jpg
 ですが金属ボディゆえに肉薄なのでプラ製よりも窓の金壺眼やガラスの肉厚感がないのが取り柄です。
 屋根のザラザラまでモールドされているのがこちらの特徴ですが個人的にはこれはやり過ぎに感じました。
(そこまでやるなら手すり類やドアも別付けにしてほしいとか考えてしまうので)

 動力はしなのご自慢のフライホイール付き。
 これまで入線させたしなの製の他の個体よりもスムーズ感のある走りでしたがトレーラーの台車の抵抗が思いのほか大きかったので長編成はきつそうです。
DSCN6296.jpg
 東急8500自体は後にGMがキットを、鉄コレから(譲渡車も含めて)製品化しているので今更敢えてみどりやを選ぶ必然性は薄いと思います。
 実際、今回入手したモデルも結構ショップでたなざらしになっていた形跡がありましたし。
 ですが個人的にはこれでも十分と言えば言えます。
DSCN6298.jpg
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村


鉄道模型 ブログランキングへ

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

この記事へのコメント