鉄コレの「勝太駅発!熱血デュエマ列車!」

 先日の秋葉行きの戦利品から。
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 鉄コレからこの夏に出ていた「勝太駅発!熱血デュエマ列車!!」
 冗談みたいなネーミングですが、ひたちなか海浜鉄道の実在の車両です。

 コロコロなんかではかなりの人気作(うちの子供もファンの一人ですが)のカードバトルマンガ兼カードゲームの「デュエルマスターズ」とのタイアップによるラッピング車両。
 運行時は実際に車内がカードバトルの会場になっていたという代物だったりします。
 (勝太駅というのは主人公の「切札勝太」にひっかけたのでしょうか?それにしてもなんちゅうネーミングだ)

 この種のラッピング列車の題材(少なくともNゲージで模型になる様な)はルパン三世とかゲゲゲの鬼太郎みたいに世代を超えて親しまれているとされるものか、鉄道むすめ、ガールズ&パンツアーみたいな大きいお友達向けの萌え系か、エヴァンゲリオンみたいなその中間のどれかである事が多い気がします。

 ここで何が書きたかったかと言うと、これらのラッピング車で肝心の「今どきの子供たちに人気の作品」がラッピングされるケースと言うのは実車でも案外少なく、精々が山手線の電車の戸袋付近にヴァンガードとかの広告シートを貼ったレベルくらいしか思い出せなかったりするのですが。
 (ちびまる子とかポケモンとて今やドラえもんレベルの長寿作品で親子で観るレベルと言えますか)

 いつの時代もそうですがリアルタイムで子供を熱狂させる題材と言うのは「大概の場合は親の世代にとって鼻持ちならない存在である事が多い」ものです。古くはエレキ然りスーパーカー然り、今ならそれがカードバトルと言うだけの話で。
 してみるとひたちなか海浜鉄道は良い所に目を付けた気もします。
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 これまでに出ているこの種のラッピング系の鉄コレは大概「大きなおともだち」を相手の商売のせいか、リリースされるとひと月以内に店頭から姿を消すことが多いものです。
 なのにこのデュエマ列車、発売から二月近く経つというのに何箱も残っていました。

 この辺に鉄道マニアとリアルの子供たちの嗜好の落差の様な物を感じたりもします。
 まあ、どちらが良いとも悪いとも言えないですが。
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 ただ、これが入線した事でレイアウトの電気街にいい意味での厚みが出てきたのは有難いです。
 上述の理由もあってうちの電気街を徘徊するのは「けいおん!」や「鉄道むすめ」の電車ばかりでしたから。
 たまにはこういうのがいないと痛車のパレードみたいでバランスが取れません(笑)
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 ついでに先日の運転会ではあまちゃんと鉄道むすめの間に挟まってそれなりに存在感を見せていた気もします。これに反応していたのはあまりいなかったですが(笑)
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2016年10月14日 21:12
うちの地元では何処の店も「デュエマ列車」ダダ余り状態です。
関西では殆ど縁が無い車両なので仕方無いことではありますが…
私はカードゲームに疎いので、さっぱり解りませんが、小学生には大人気なようですね(^O^)
ところで、鉄コレで路面電車以外のラッピング車が1両単品で販売されるのは珍しいですね。
他には銚子電鉄の「桃太郎電鉄号」くらいしかないと思います。
いずれにせよ財布に優しい単品販売は良いですね(^O^)
光山市交通局
2016年10月16日 00:21
>鉄道模型大好きおじさん

 今回の状況を見て思うのは「鉄道模型のファンでカードゲームをやっている層が殆どいない」という事でしょうか(笑)

 秋葉原ではカード専門店のビルがあったり「ぽち」の下階が中古カードショップになっていたりと急速な変化に驚かされるのですが。

 その秋葉原はもとより地方のアニ○イトにすらデュエルスペースとやらが確保され昔の雀荘さながらに結構な数のいい若い者が入り浸っている図と言うのは私なんかからすると「時代は繰り返す」感満載です。

 ところでラッピング電車と言うと鉄コレの京阪で「響け!ユーフォニアム」がリリースだそうで鉄道模型の方はしばらくそっち系の路線が続きそうですね。