今月のジャンク車・GMの小田急5200系

 今月の入線車は無闇にジャンク品にばかり当たります。
 あまりに古かったり前のユーザーが相当にぞんざいに扱ったりとか、理由は様々ですがこの種のモデルは見ていて「ここをどうリペアしようか」とか考えながら眺めるのが精神衛生上良いかもしれません。
DSCN6363.jpg
 ジャンクの花園その1は
 GMのキット組み品と思われる「小田急5200系の6連」

 同形モデルはたぶんマイクロ辺りから完成品が出ていそうなので(とはいえ出物をあまり見ませんが)一般論としては敢えてGMの、それもキット組み品を選ぶメリットはあまりない気もします。

 ですが値段の安さ、及び「何とか手を加えてみたい」と言う欲求(笑)のバランスが取れるとつい財布が開いてしまいます。
 この5200の手の加えどころは「動力車」
 見るからに後付け臭い、しかも台車が適合していない様です。おそらく近鉄あたりのユニットを流用した可能性が濃厚です。
 何しろ見た目にカプラーが無闇にはみ出しているのが何ともですが。
DSCN6364.jpg
 動力を鉄コレ辺りから調達できるならいけそうな気がします。
 それを別にすればキットメイク品としてはそこそこ見られる造りがされています。
 床下機器は懐かしや「ダイカスト一体型」の旧式
 しかもT車の先頭のスカートはカプラー一帯で見事に首を振ります(笑)
DSCN6362b.jpg
 推察ですがこれの前のモデラーは80年代初頭から中頃にかけてこれを作った人ではないかと思うのですが動力の後付け感の凄まじさから動力化は別のユーザーがやっていた可能性も大きそうです。
 さて、動力はどうしましょうか。
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

レサレサ
2016年10月23日 13:48
>光山交通局さん
>何しろ見た目にカプラーが無闇にはみ出しているのが何ともですが。

確か台車が通常より車端よりなので「動力長を合わせるとカプラーがはみ出す」「台車位置で合わせると動力が短すぎる」というジレンマな車両なんですよね、これ。
(鉄コレはこの手の車両のためにスペーサーと長さの違う動力を組み合わせて、18m級車両に「19m級用の動力とスペーサーS」みたいにして調整できますが。)

この手の問題についてですが、固定編成の場合「アーノルトカプラーをとってしまいポケット部分で連結」というテクがあります。
1:片方のカプラーとばねをとり、ばねを差し込む突起を除去する。(ばね下に突起がある場合はこれも除去)
2:カプラーを残す方はナックルの爪(根本方に向いている部分)を少し削る。(素だと外す時にやや面倒)
3:空になったポケット部分に下からナックルをはめる。

こうなると走行しながら連結ができませんが、固定編成の中間車にそれを求める必要もないでしょうし、上り方面だけカプラー短縮などにすれば前後が紛らわしい中間車の向きをそろえる手間も省けますし。
(ちなみに曲線通過はオハ31でやったときはR140でも通過しましたが、勾配については分かりません。)
光山市交通局
2016年10月25日 00:36
>レサレサさん

 なるほど、固定編成前提なら使えるテクニックですね。

 GMが先日発表したコアレスモータの動力ユニットはどうかと考えているのですが寸法が同様ならば試してみたいところです。