S660に乗って腰痛のことを考える(笑)
S660絡みのネタで、以前お話したMTかCVTかの姉妹編みたいなものです。
低い着座姿勢で運転する様なスポーツカーを選ぶ時乗降性とは別に心配していたのが実は「腰痛のリスク」でした。
さいわい、今の所S660に乗っていて腰が痛くなった事はないのですがその辺りも含めて考えてみたいと思います。
長時間車に乗っていて腰が痛くなったのは大昔に初代テラノで盆の帰省で20時間座りっぱなしだった時でした。後に何台かミニバンに乗る様になると腰の痛みを感じる事は減少しています。元々シートが高くアップライトな姿勢を取るミニバンの場合セダンに比べて腰痛リスクは幾分薄い様です。
ですが今回選んだS660はミニバンとは対極なべたべたに低い車高とシート、思いっきり足を前に投げ出す姿勢ですから「これは腰を痛めそうだな」とか納車までの半年間随分と心配したものです。
(そのための保険を打ってはいたのですが)
実際納車されて2500キロ以上運転した範囲で今の所その兆候がないので少しほっとはしています。
MTだとクラッチ操作のたびにシートバックのランバー部に背中を強く押し付けがちなのですが、実はこれが腹筋を使うと同時に腰椎の変形を防ぐ体操的な意味も兼ねるので幾分とはいえ腰痛のリスクは減っているのではないかと思います。
MTほどにそうした「体操」をやらないCVTの場合、アクセルワークにより多く集中できる反面左足が遊んでいる事が増えるために腰痛絡みのリスクが残る確率はMTより高くなります(クラッチ操作の時のペダルの踏み込みは急ブレーキよりはるかに強い。言い換えればそれだけ体操をやっているのと同じ。とはいえATでも左足を恒常的にフットレストに踏ん張り続ける事でそれに近い効果はありますが、現実問題としてこれを実行するといつかは「何のためにATに乗っているんだろう」と思うことになりますw)
実は今回オプションを選ぶ際に一種の保険の意味でディーラーオプションにもある「ランバーサポートクッション」もオーダーしていました。一度でも腰を痛めるとそのリスクが後一生ついて回るからです。
が、幸いにして今のところそれを使いそうな局面はありませんでした。私の腰椎の曲がりとシートのランバーサポート部の接触が微妙にずれているものの着座位置の微調整でどうにかサポートできる範囲だったからです。
それに加えて上述の通りクラッチ体操みたいな事を恒常的にやっている事も寄与している様です。
(もっともこれから先は保証の限りではないのですが)
それともうひとつ、シフトレバーを常に操作するMTの場合、左手も常に前に出ている為にAT車によくある「左腕を後ろに回したりアームレストに腕を載せっぱなし」という姿勢がとりにくいのですが、これも腰痛の予防には寄与しているという記事を見かけました。
わたしなんぞは山の中を走る機会が多いのでAT車に乗っていても頻繁にシフトレバーを操作しているので今まで意識していなかったのですが。個人的に言わせてもらうなら「腰痛のリスクがあるなら運転席左側のアームレストの装備は即刻廃止してほしい」位です。事実これまでコラムシフト、フロアシフト、インパネシフトを問わず何台かAT車を運転していてもアームレストは使わなかったし欲しいとも思わなかったですから。
尤も、S660の場合はパッケージングの性質上アームレストなんてものがはなっからない上に「適正な着座姿勢かそれに近い姿勢」の範囲でしかシートを調整できないのでリアシートがある他のクルマに比べてリスクは幾分薄いとは思います。
一般にMTの魅力はカッコよさ、楽しさ、速さの3点に集約されて語られる事が多いのですが車によってはパッケージング絡みでの着座姿勢の観点から考え直してみても良い気がします。
注釈・上記のはなしですがこれはあくまでも予防と言う観点での話で、既に腰痛になっている場合その機序が人によって異なるため必ずしもATが悪いという事になりません。また、MTでも着座姿勢が腰痛を引き起こしやすいケースもあり絶対的に安全という訳ではありません。
光山鉄道管理局
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低い着座姿勢で運転する様なスポーツカーを選ぶ時乗降性とは別に心配していたのが実は「腰痛のリスク」でした。
さいわい、今の所S660に乗っていて腰が痛くなった事はないのですがその辺りも含めて考えてみたいと思います。
長時間車に乗っていて腰が痛くなったのは大昔に初代テラノで盆の帰省で20時間座りっぱなしだった時でした。後に何台かミニバンに乗る様になると腰の痛みを感じる事は減少しています。元々シートが高くアップライトな姿勢を取るミニバンの場合セダンに比べて腰痛リスクは幾分薄い様です。
ですが今回選んだS660はミニバンとは対極なべたべたに低い車高とシート、思いっきり足を前に投げ出す姿勢ですから「これは腰を痛めそうだな」とか納車までの半年間随分と心配したものです。
(そのための保険を打ってはいたのですが)
実際納車されて2500キロ以上運転した範囲で今の所その兆候がないので少しほっとはしています。
MTだとクラッチ操作のたびにシートバックのランバー部に背中を強く押し付けがちなのですが、実はこれが腹筋を使うと同時に腰椎の変形を防ぐ体操的な意味も兼ねるので幾分とはいえ腰痛のリスクは減っているのではないかと思います。
MTほどにそうした「体操」をやらないCVTの場合、アクセルワークにより多く集中できる反面左足が遊んでいる事が増えるために腰痛絡みのリスクが残る確率はMTより高くなります(クラッチ操作の時のペダルの踏み込みは急ブレーキよりはるかに強い。言い換えればそれだけ体操をやっているのと同じ。とはいえATでも左足を恒常的にフットレストに踏ん張り続ける事でそれに近い効果はありますが、現実問題としてこれを実行するといつかは「何のためにATに乗っているんだろう」と思うことになりますw)
実は今回オプションを選ぶ際に一種の保険の意味でディーラーオプションにもある「ランバーサポートクッション」もオーダーしていました。一度でも腰を痛めるとそのリスクが後一生ついて回るからです。
が、幸いにして今のところそれを使いそうな局面はありませんでした。私の腰椎の曲がりとシートのランバーサポート部の接触が微妙にずれているものの着座位置の微調整でどうにかサポートできる範囲だったからです。
それに加えて上述の通りクラッチ体操みたいな事を恒常的にやっている事も寄与している様です。
(もっともこれから先は保証の限りではないのですが)
それともうひとつ、シフトレバーを常に操作するMTの場合、左手も常に前に出ている為にAT車によくある「左腕を後ろに回したりアームレストに腕を載せっぱなし」という姿勢がとりにくいのですが、これも腰痛の予防には寄与しているという記事を見かけました。
わたしなんぞは山の中を走る機会が多いのでAT車に乗っていても頻繁にシフトレバーを操作しているので今まで意識していなかったのですが。個人的に言わせてもらうなら「腰痛のリスクがあるなら運転席左側のアームレストの装備は即刻廃止してほしい」位です。事実これまでコラムシフト、フロアシフト、インパネシフトを問わず何台かAT車を運転していてもアームレストは使わなかったし欲しいとも思わなかったですから。
尤も、S660の場合はパッケージングの性質上アームレストなんてものがはなっからない上に「適正な着座姿勢かそれに近い姿勢」の範囲でしかシートを調整できないのでリアシートがある他のクルマに比べてリスクは幾分薄いとは思います。
一般にMTの魅力はカッコよさ、楽しさ、速さの3点に集約されて語られる事が多いのですが車によってはパッケージング絡みでの着座姿勢の観点から考え直してみても良い気がします。
注釈・上記のはなしですがこれはあくまでも予防と言う観点での話で、既に腰痛になっている場合その機序が人によって異なるため必ずしもATが悪いという事になりません。また、MTでも着座姿勢が腰痛を引き起こしやすいケースもあり絶対的に安全という訳ではありません。
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