晩秋の帰省に思うこと

昨日まで亡父の法事で帰省をしておりました。
この季節の故郷はまったく寒い!
現住地のつもりで薄着で出かけてしまったのをいまさらながら後悔し、向こうで買ったセーター類を着こんで帰宅する頃には汗まみれになっているという絵に描いたような泥縄状態です(汗)

それにしても今年は私の思い出に残る建物類が次々に姿を消しています。
私の生まれる前からあったものもあればついこの間建ったばかりのように思っていた建物までいつの間にか無くなっていて寂寥感もひとしおです。
誰もが懐かしみそうなレトロ系の家々なんかは割合残っているのですが昭和40年代以降のどちらかと言うとモダンな印象の建物が無くなりやすいように見受けます。

前にも書きましたが、そういう思い出の建物の残渣みたいなものをレイアウト上に再現してみたいと思うことが最近とみに強まっています。
生憎田舎の事で鉄道自体が少なく鉄道絡みの風景は少ないのですが、それでも私の中の思い出の街並みなんか(実物のコピーではなく私個人の印象の再現でも良いので)を作り、そこに線路を敷き、思うが儘の列車を走らせる。
固定されたジオラマだとただ眺めるだけで終わってしまいそうですが、そこに列車と言う動体が加わる事で一瞬でも命を吹き込まれる錯覚。これはレイアウトをやった方には大なり小なりお分かり頂けるのではないかと思います。

晩秋と言う気候と亡父の法事という事もあってどうも感傷的な感じになってしまいました。
因みに今回もいくつか妙な戦利品(笑)も手に入れていますので後ほど紹介したいと思います。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
レイアウト上に実際の風景の一部を上手くまとめて再現する方も居られます。私は自分の想いでの街並みや風景をレイアウトに再現する、それがその場所ズバリで無くとも・・・と思います(^^)
それが個人のレイアウトの良いところだと思うのです。
人から見たら、おやっ?と思う、何気ない、でも懐かしい記憶の風景、それがレイアウトに取り入れられたら最高ですね。
そう思う私、歳を取ったからかもしれません(笑)
>がおう☆さん
>
私がこれまでに作ってきたレイアウトも棚幡線などの例外を除くとどこかしら思い出の風景の再現の要素を持っていますが、最近はとみに失われた景色が増えたせいもあってよりそういう思いが強まってきた感じがします。
こういうノスタルジーは一定以上歳を重ねて分かってくるものなのでしょうか(笑)