帰省の戦利品から・アゴワレED75の悲喜劇

 先日の帰省の戦利品から

 当レイアウトで最も在籍数が多い機関車がED75である事は折に触れてお話していますが今回もまた一つ入線しました。
DSCN7167.jpg
 ものはKATOの一般型。
 KATOのED75としては最も古いものと思われます。
 下半分を見るとお分かりのようにスカートと車体が分離した、カーブの度にスカートまでもが首を振るいわゆる「アゴワレモデル」です。
 ED75は幻のSONYをはじめトミー、エーダイ、マイクロエースからも製品化されていますが一般流通したモデルとしてはおそらくKATOの初期モデルが唯一のアゴワレではないかと思います。
DSCN7168.jpg
 そのKATO製品も後のマイナーチェンジでスカートは車体固定となっています。

 さて、このED75は恐らくは30年以上前のモデルでお値段も異様に安価でしたが帰宅後に試走させようとしたら「走りません」

 こういうケースには時折当たりますが大概はギアのかみ合わせか通電のトラブルの事が多いので今回もそれだろうとか思いつつ動力を分解。
DSCN7172.jpg
 モータを取り出して通電したところ反応なし、それどころか徐々にモータが過熱し始めました。
 通電はしている物のモータ自体が駄目になっていたようです。
 KATOのモデルでモータそのものが駄目だったケースは初めて当たりましたが、それだけにがっかり感もひとしおです。
DSCN7169.jpg
 結局モータを抜いたまま重連用のトレーラとして活用する事になりました。
 幸か不幸かこの状態でもライトは点灯しますし、重いながらも転がすことはできます。
 この種の無動力モデルは手持ちの製品としてはマイクロと16番の天賞堂がありますが今回のKATOので「自走できないED75」が3両揃った事になります(笑)

 そういえば昨年暮れの「カシオペアカラーのED75」が入線したのもやはり帰省の時でした。
光山鉄道管理局
 HPです。

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