GMの京王6000系を作る

 先日紹介したGMの京王6000系の続きです。
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8月、9月、10月と時間ばかり経っていて全く着手できないまま夏が過ぎ秋も過ぎようとしている11月のある休日。
この間紹介したマニ36&37を組み立てた勢いでこちらの京王6000系も一気に作ってしまいました。

とはいえ説明書通りの全くの素組み。
元々動力からパンタから何から揃っているトータルキットな上に塗装済みですからただ作っただけでは何の自慢にもならないのだけは確かです。
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ですが一度取り掛かるとその間は無心になって手を動かしていますから、それだけでも十分楽しかったりします。
前に小田急9000を組み立てた時は中古キットだった事もあってステッカーが無く、車体はできたけれどあっさりしすぎた印象がありました。

今回の6000には行先幕や種別幕、車番や「女性優先車」までステッカーが揃っているのでその点では安心です。
塗装済みキットという事で、貼り付けは組み立て前に済ませましたが、これらが貼られるとそれだけで細密になったような錯覚が得られるのだから大したものです(笑)
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一応実車にはない4連編成で、しかもナンバーは説明書に明記されているにも拘らずキット付属のステッカーにない車番がちらほらあったりするので組み合わせまでもが架空っぽい編成ではあります。

何より上京中もよく京王のお世話になっている身にしてみれば「高尾山口行きの準特急がたった4連じゃ物足りない」のも確かですが、そこは妥協します。
今も書きましたが、これまで上京中に何度もお世話になっている筈の電車の割にこの6000系は私のモデルライフにとんと縁のない形式でした。
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趣味の対象として電車を見るのと実際客として乗るのとでは印象とか見方が異なるのは当然かもしれないですし殊、4扉の通勤電車ともなるとその印象はなおのことです。
(実際、私にとっては新幹線とか山手線電車とかもそうしたジャンルのひとつと言えます。毎度お世話になっているのに妙に印象が薄いのです)

 そしてそれらがモデルチェンジなんかでなくなってしまってもその時には特に感慨らしきものを感じない。

 ですが居なくなってから何年かした後にふとそれらを思い出すと級に懐かしさが込み上げてくる・・・
 本当に大切な車両とは空気のようなものです。
 その時は空気同然に存在を意識しないのに大分経ってからその時の空気とともに懐かしくなる。そしてその時にはその対象は居なくなっているか博物館の展示物になっている。

 とどのつまり、そういう事の繰り返しなのでしょう。
光山鉄道管理局
 HPです。

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