S660の「思い立ってバカンス」のはなし
今回は久しぶりにクルマのはなしから
この間の日曜日は朝から昇仙峡にS660で繰り出しました。

最後にここへ出かけてから8年位経ちますが、これまで同地にはミニバンでしか出かけていなかったのでこれはこれで新鮮ではあります。
有名な観光地だけに県外ナンバー車や外車の比率は高いのですが、このルートは登り口こそそれなりに開けているものの、上に行くほど道幅が狭小化、更にゴール直前では狭路のクランクカーブが連続するという大きなクルマには難コースになります。
しかも日曜日や祝日に行こうものなら頂上付近の駐車場は慢性的な混雑で到底「向こうへ行って何かしよう」と言う気が萎える事必須の場所です。

それが私の場合は日曜の朝にふと思い立って出掛けられる距離な上に、向こうでする事も殆ど無し。
とどめに上述のルート環境は正に「S660をオープンで走るためにある様なもの」です。
事実今回の往復でカネを使ったのはふもとのローソンで黄金チキンを一個買って食べただけ。
あとはひたすらS660で走りまわって、客の少ない駐車スペースで写真を撮って来る。
県外の観光客から見れば優雅極まりない(爆笑)クルージングです。

屋根を外したS660の頭上に広がる絶景は正にオープンスポーツカーゆえの楽しみ。
S660に限らずマツダロードスターやらBMWのM3カブリオレなんかもここへ来ると軒並み屋根を上げて走っていますから同じ事を考えるのは私だけではない様です。
幸いと言いますか予想したほど冷え込みもきつくなかったですし、時ならぬバカンスではありました。
それにしても改めて思うのはこの種のクルマは本当に使う環境を選ぶという事です。
都会の住人がこの手のクルマを買うのは完全に「見栄を伴う贅沢」と周囲に見られる事必須。
たとえ本人にそんな気が無かったとしても週に2回以上屋根を上げて走る様なシチュエーションにはまず当たらないのではないかと思います。

それが田舎なら誰でも簡単に楽しめる。
人ごみが嫌いなら人の寄りつかない様な田舎道や峠がそれこそどこにでもありますし「思い立ったら30分でそこに行って帰って来れる」
もう少し足を伸ばして有名観光地に繰り出すにしても片道1時間も要らない所ばかり。
しかも平日休のある人なら「道の空いた日に出掛ける事も可能」です。
この環境自体がクルマ好きには天国であるとも言えます。
目的地でしゃかり気になってお土産を漁る必要もなければベストな絶景ポイントで順番待ちする事も少ない。
何しろ「思い立ったらいつでも行ける」のですから次の機会もすぐにやって来る。
これは大概の田舎の県に当てはまる事だと思います。

そういうところを走る上で荷物が載らなくても困らない、屋根を取っても恥ずかしくない、小さいからどこにでも入りこめるというS660の特徴は最大限に発揮されます。
高速を150キロで巡航できないし、加速性も3ナンバースポーツに比べれば大したことはない。アンダーパワーに至っては飛ばし屋さんには笑えるレベルでしかない。
それもまた事実ですが、上述の環境下ではそれが少しもネガティブにならない。
むしろ逆に3ナンバースポーツの大半が高速道路以外では「大男、総身に知恵が回りかね」となる様な場所の方が案外多いのです。
これは3カ月で3000キロをS660で走りまわったがゆえに得られた結論です。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型 ブログランキングへ
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この間の日曜日は朝から昇仙峡にS660で繰り出しました。

最後にここへ出かけてから8年位経ちますが、これまで同地にはミニバンでしか出かけていなかったのでこれはこれで新鮮ではあります。
有名な観光地だけに県外ナンバー車や外車の比率は高いのですが、このルートは登り口こそそれなりに開けているものの、上に行くほど道幅が狭小化、更にゴール直前では狭路のクランクカーブが連続するという大きなクルマには難コースになります。
しかも日曜日や祝日に行こうものなら頂上付近の駐車場は慢性的な混雑で到底「向こうへ行って何かしよう」と言う気が萎える事必須の場所です。

それが私の場合は日曜の朝にふと思い立って出掛けられる距離な上に、向こうでする事も殆ど無し。
とどめに上述のルート環境は正に「S660をオープンで走るためにある様なもの」です。
事実今回の往復でカネを使ったのはふもとのローソンで黄金チキンを一個買って食べただけ。
あとはひたすらS660で走りまわって、客の少ない駐車スペースで写真を撮って来る。
県外の観光客から見れば優雅極まりない(爆笑)クルージングです。

屋根を外したS660の頭上に広がる絶景は正にオープンスポーツカーゆえの楽しみ。
S660に限らずマツダロードスターやらBMWのM3カブリオレなんかもここへ来ると軒並み屋根を上げて走っていますから同じ事を考えるのは私だけではない様です。
幸いと言いますか予想したほど冷え込みもきつくなかったですし、時ならぬバカンスではありました。
それにしても改めて思うのはこの種のクルマは本当に使う環境を選ぶという事です。
都会の住人がこの手のクルマを買うのは完全に「見栄を伴う贅沢」と周囲に見られる事必須。
たとえ本人にそんな気が無かったとしても週に2回以上屋根を上げて走る様なシチュエーションにはまず当たらないのではないかと思います。

それが田舎なら誰でも簡単に楽しめる。
人ごみが嫌いなら人の寄りつかない様な田舎道や峠がそれこそどこにでもありますし「思い立ったら30分でそこに行って帰って来れる」
もう少し足を伸ばして有名観光地に繰り出すにしても片道1時間も要らない所ばかり。
しかも平日休のある人なら「道の空いた日に出掛ける事も可能」です。
この環境自体がクルマ好きには天国であるとも言えます。
目的地でしゃかり気になってお土産を漁る必要もなければベストな絶景ポイントで順番待ちする事も少ない。
何しろ「思い立ったらいつでも行ける」のですから次の機会もすぐにやって来る。
これは大概の田舎の県に当てはまる事だと思います。

そういうところを走る上で荷物が載らなくても困らない、屋根を取っても恥ずかしくない、小さいからどこにでも入りこめるというS660の特徴は最大限に発揮されます。
高速を150キロで巡航できないし、加速性も3ナンバースポーツに比べれば大したことはない。アンダーパワーに至っては飛ばし屋さんには笑えるレベルでしかない。
それもまた事実ですが、上述の環境下ではそれが少しもネガティブにならない。
むしろ逆に3ナンバースポーツの大半が高速道路以外では「大男、総身に知恵が回りかね」となる様な場所の方が案外多いのです。
これは3カ月で3000キロをS660で走りまわったがゆえに得られた結論です。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型 ブログランキングへ
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
フルオープンではなかったものの、「屋根がない」という開放感は、一度味わってしまうと病みつきになりますよね。
運転席に座っているだけで幸せを感じられましたから。
その時悟ったのは、オープン走行の最大の敵は「夏の日差し」でも「冬の冷たい風」でもなく、バスや大型トラックの黒い排ガスだということでしたね・・・。
(>_<)
Z31にお乗りでしたか。
あれの3リッターV6は当時国産最強でしたね。「くらべる事の無意味さを教えてあげよう」のキャッチは明らかに当時のセリカXXへの挑発だったと思います。
実は90年代の中ごろにTバーどころかトランクのフードまで外れるEXAの中古を一時検討していた時期があります。実現はしなかったですが、あの時EXAに乗っていたらそれ以後のカーライフは相当に代わった様な気もしますね。
うちのは軽のタルガだったのでオープンの解放感には正直期待していなかったのですが、やってみたら病み付きになりました(笑)この時期でも2回に一回は幌を外します。
トランクフードが外れるタイプなら、2代目EXAですね。
非常にユニークなコンセプトの車で、私も好きでした。
当時はリトラクタブルライトが全盛期で、EXAにも「NISSAN」と刻印されたものが装備されていましたね・・・。
私の初代の愛車が、まさに「セリカXX」だったのです。
スーパーカーブーム直撃世代ですので、リトラクタブルライトの車に、どうしても乗りたかったんですよねぇ・・・。
その後Z31に乗り換えたのですが、3LV6ではなく、2L直6の後期型「ZR-II」でした。
(^_^;ゞ
S660、発表された時からとても気になる車でした。
楽しまれていらっしゃるようで、本当に羨ましいです!
これからも安全運転で、素敵なS660ライフをお過ごし下さい。
ZR-Ⅱとはまたマニアックな選択でしたね。V6メインのZ31の中で「敢えて選ぶ意味のある直6仕様」だったと思います。
リトラクタブルライトは「サーキットの狼」直撃世代には憧れでした。私もひとつくらいそういうのに乗りたかったですが、あの頃私の手に届くリトラクタブルと言ったら精々カローラⅡくらいで(涙)
当時はシャレードのGT-XXに乗っていましたが、速い事は速いものの「馬鹿力の実用車」以上の物ではありませんでした。
その頃からプラットホームレベルからスポーツカーとして造られた車に乗る事が夢のひとつでしたからS660の登場は勿怪の幸いでした。
リッター100PSに比べるとさすがに非力ですが運転していて楽しいクルマなのは確かなのでこれからも載っていきたいと思っています。