2016年を振り返る・3・今年の入線車両から
2016年を振り返る、今回は今年の入線車で特に印象深かった物をピックアップします。
例によって新車からジャンクから加工品まで、更には日本型・外国型も全く問わないごった煮みたいなラインナップですが、要は「私の思い出にどれだけ残ったか、私の趣味性にどれだけ影響を与えたか」と言う徹底的に独断に満ちたラインナップです。
関水金属の初代C50(中古)
今年一番のサプライズ。と言いますか、「まさかこれが入線するとは」と言うインパクトの点では文句なしに今年最大のサプライズでした。
日本型Nゲージ50周年を過ぎて、正にその始祖と言えるモデルと言えます。
入手経路の意外性とそこに関わる偶然の要因に始まって、当初の不動に近い走行コンディションから色々と手を尽くしてどうにか走行可能なところまで持って行ったプロセス。
そして運転会はもとよりグランシップにまで持ち込まれてその走りを披露できた「ジャンクの花道性」に至るまで今年の話題を一気にさらったモデルと言えます。
勿論同時入線した当時物のオハ31(カプラーの特殊性からアーノルドやKATOカプラーとの連結不可)と組み合わされた効果も見逃せません。
KATOの「最新型」C50(新車)
初代のC50から僅か4ヶ月ほどでの入線となったKATOの最新アップデートのC50です。
KATO製品としても極限と言える細密度と造形、スムーズの極みみたいな走り味。
まさにNゲージ50周年記念モデルにふさわしい進化を全身で体現したみたいなモデルでした。
また、パッケージに付属の50周年記念ブックレットとDVDと併せると「50周年記念イベントそのものが我が家にやってきた」みたいな楽しさまで付いて来たのにも心底驚きました。
天賞堂のED75(16番・中古)
16番モデルとしてかねて欲しかった「ブラスのED75」が「無動力トレーラー」と言う形で望外の格安で手に入った事。
これがまず驚きだったのですが、40年以上前のモデルでありながら基本的な部分で現代の細密モデルに引けを取らない造形だった事も記憶に残るところです。
また、無動力ゆえに「ディスプレイモデルとしての資質」も備えていた事と併せて16番モデルのあり方について考えさせられる所の多いモデルでもありました。
マイクロ改のED91(工作品)
オールドモデルとジャンクのショーティモデル2両を切り継いでスケールモデルっぽく仕上げたオリジナル。
こういう形で新形式が追加できた事も去る事ながらジャンクモデルゆえの特有の苦労もあって個人的に強い印象があります。
まさか「パリパリに割れてしまった車体をパズルみたいにつなぎ合わせて合成する」なんて真似をやる事になると思いませんでした(笑)
リリプットのハイスラー蒸機(HOゲージ・中古)
走行系に特有の特色を持つギアードモデルですが走らせてみるとそのアクションが楽しい。
これを斜め下から見上げるアングルで眺めるのは正に至福のひと時でした。
このメカニカル感を楽しむにはNやZでは役不足でしょう。
その意味でもHOのモデルのメリットを最大限に発揮したモデルと思います。
アーノルドのオリンピック電車(中古)
これも「まさかこれが入線するとは」組です(笑)
完全な3両固定編成で一体集電のシステム、動力車にまで照明を装備した低全高の動力ユニット、動力系の過熱に対応した安全装置。
これだけのハイテクを装備したNゲージ電車がTOMIXすら出ていなかった頃に製品化されていた事がまず驚きです。
40年以上経た現在でもその先進性には舌を巻きます。
勿論電車そのもののデザインの魅力も見逃せません。
弘南鉄道のED22(新車)
プラと金属のハイブリッドモデルとはいえ、初めて体験した「ワールド工芸のキット」でした。
如何にもワールドと言う感じのマニアックな車種選択に始まり、台車内にコアレスモータを内蔵したパワートラック同然の動力。
そして相当に細密感があるのに「私にもどうにか作れた」という考えられたキット構成。
これならもっと作って見たいと思わせる意味で「作る鉄道模型」の魅力を再認識させたモデルです。
関水金属のオハフ30(工作)
既存のオハ31とオハに30を切り継いで製作したオリジナル。
40年前の書籍の記事をそのままなぞって製作したものです。今年はある意味Nゲージ50年のモデラーの苦闘を追体験する様な工作が多かった気がしますが、これなどはその最たるものでしょう。
KATOのマヌ34(新車)
これなどは「まさかこれがNで製品化されるとは!」と言うサプライズ性が全てを語ります。
これが出なかったら50年前「模型と工作」の記事を基にスクラッチする積りでいたのですが、要は「それ位Nゲージでの製品化が困難」と思われていたモデルです。
まさか暖房車がプラ量産品でモデル化されるとは…今でも信じられません(笑)
マイクロエースの「趣味のカラー」と「EF61」(中古)
どちらも「実車が存在しないカラーリング」特に10系客車は当時から「色モノ扱い」でファンの注目を殆ど惹かなかったモデルです。
一方のEF61はイベント限定品の「特急色」こちらは「ありそうでなかった」と言うか「こういうのが見たかった」というニードがそれなりに想定できる点で趣味のカラーとは一線を画します。
ある意味どちらも「あのメーカーらしさ」が横溢したモデルではないでしょうか。
これが走るだけで運転会が「お祭り臭くなる」と言う点も含めて(笑)
光山鉄道管理局
HPです。
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例によって新車からジャンクから加工品まで、更には日本型・外国型も全く問わないごった煮みたいなラインナップですが、要は「私の思い出にどれだけ残ったか、私の趣味性にどれだけ影響を与えたか」と言う徹底的に独断に満ちたラインナップです。
関水金属の初代C50(中古)
今年一番のサプライズ。と言いますか、「まさかこれが入線するとは」と言うインパクトの点では文句なしに今年最大のサプライズでした。
日本型Nゲージ50周年を過ぎて、正にその始祖と言えるモデルと言えます。
入手経路の意外性とそこに関わる偶然の要因に始まって、当初の不動に近い走行コンディションから色々と手を尽くしてどうにか走行可能なところまで持って行ったプロセス。
そして運転会はもとよりグランシップにまで持ち込まれてその走りを披露できた「ジャンクの花道性」に至るまで今年の話題を一気にさらったモデルと言えます。
勿論同時入線した当時物のオハ31(カプラーの特殊性からアーノルドやKATOカプラーとの連結不可)と組み合わされた効果も見逃せません。
KATOの「最新型」C50(新車)
初代のC50から僅か4ヶ月ほどでの入線となったKATOの最新アップデートのC50です。
KATO製品としても極限と言える細密度と造形、スムーズの極みみたいな走り味。
まさにNゲージ50周年記念モデルにふさわしい進化を全身で体現したみたいなモデルでした。
また、パッケージに付属の50周年記念ブックレットとDVDと併せると「50周年記念イベントそのものが我が家にやってきた」みたいな楽しさまで付いて来たのにも心底驚きました。
天賞堂のED75(16番・中古)
16番モデルとしてかねて欲しかった「ブラスのED75」が「無動力トレーラー」と言う形で望外の格安で手に入った事。
これがまず驚きだったのですが、40年以上前のモデルでありながら基本的な部分で現代の細密モデルに引けを取らない造形だった事も記憶に残るところです。
また、無動力ゆえに「ディスプレイモデルとしての資質」も備えていた事と併せて16番モデルのあり方について考えさせられる所の多いモデルでもありました。
マイクロ改のED91(工作品)
オールドモデルとジャンクのショーティモデル2両を切り継いでスケールモデルっぽく仕上げたオリジナル。
こういう形で新形式が追加できた事も去る事ながらジャンクモデルゆえの特有の苦労もあって個人的に強い印象があります。
まさか「パリパリに割れてしまった車体をパズルみたいにつなぎ合わせて合成する」なんて真似をやる事になると思いませんでした(笑)
リリプットのハイスラー蒸機(HOゲージ・中古)
走行系に特有の特色を持つギアードモデルですが走らせてみるとそのアクションが楽しい。
これを斜め下から見上げるアングルで眺めるのは正に至福のひと時でした。
このメカニカル感を楽しむにはNやZでは役不足でしょう。
その意味でもHOのモデルのメリットを最大限に発揮したモデルと思います。
アーノルドのオリンピック電車(中古)
これも「まさかこれが入線するとは」組です(笑)
完全な3両固定編成で一体集電のシステム、動力車にまで照明を装備した低全高の動力ユニット、動力系の過熱に対応した安全装置。
これだけのハイテクを装備したNゲージ電車がTOMIXすら出ていなかった頃に製品化されていた事がまず驚きです。
40年以上経た現在でもその先進性には舌を巻きます。
勿論電車そのもののデザインの魅力も見逃せません。
弘南鉄道のED22(新車)
プラと金属のハイブリッドモデルとはいえ、初めて体験した「ワールド工芸のキット」でした。
如何にもワールドと言う感じのマニアックな車種選択に始まり、台車内にコアレスモータを内蔵したパワートラック同然の動力。
そして相当に細密感があるのに「私にもどうにか作れた」という考えられたキット構成。
これならもっと作って見たいと思わせる意味で「作る鉄道模型」の魅力を再認識させたモデルです。
関水金属のオハフ30(工作)
既存のオハ31とオハに30を切り継いで製作したオリジナル。
40年前の書籍の記事をそのままなぞって製作したものです。今年はある意味Nゲージ50年のモデラーの苦闘を追体験する様な工作が多かった気がしますが、これなどはその最たるものでしょう。
KATOのマヌ34(新車)
これなどは「まさかこれがNで製品化されるとは!」と言うサプライズ性が全てを語ります。
これが出なかったら50年前「模型と工作」の記事を基にスクラッチする積りでいたのですが、要は「それ位Nゲージでの製品化が困難」と思われていたモデルです。
まさか暖房車がプラ量産品でモデル化されるとは…今でも信じられません(笑)
マイクロエースの「趣味のカラー」と「EF61」(中古)
どちらも「実車が存在しないカラーリング」特に10系客車は当時から「色モノ扱い」でファンの注目を殆ど惹かなかったモデルです。
一方のEF61はイベント限定品の「特急色」こちらは「ありそうでなかった」と言うか「こういうのが見たかった」というニードがそれなりに想定できる点で趣味のカラーとは一線を画します。
ある意味どちらも「あのメーカーらしさ」が横溢したモデルではないでしょうか。
これが走るだけで運転会が「お祭り臭くなる」と言う点も含めて(笑)
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