鉄道コレクションのナロー・「猫屋線 キハ1・ホハフ50形」

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 今年最初の平日休は、子供の冬休みと重なった事もあったので秋葉原と中野に繰り出しました(爆)
 先日始まった某アニメで「一大脱衣大会」の舞台と化していた秋葉原ですが、現実はむしろいつもより長閑な位で割合ゆったりと買い物ができました。
(初売りの時はどうだったのでしょうか)
 ショップを覗くと「鉄道模型の福袋の群れ」に季節を感じますが流石に高すぎて手が出せず。

 そこで購入したのは11月に出ていながら私が気づかないまま年を越していたという鉄コレの新車です。
 尤もこれとて、昨年来たまりにたまっていた某カメラ屋さんのポイントをフルに使ったのですが・・・
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 「鉄道コレクション・ナローゲージ80猫屋線キハ1・ホハフ50形」の2両組。
 鉄コレ10周年の新境地開拓と言う感じの野心作と思いますが、発売から2カ月近く経っているのに結構売れ残っていました。これは動力ユニットも同様で「もう買えないんじゃないのか?」と思っていた私は肩透かしを食った感じです。

 プロトタイプが存在しないフリーである事、そして何より一般レベルでナローの認知度が低い事がその要因かもしれません。
 ですが、私にとっては「初めての16番スケールの軽便鉄道」で何か新しい事に挑戦すべき新年に買う最初の新車にはふさわしい気がします(なお、NのナローであればZゲージの線路を使う下津井電鉄の電車をやっています)
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 パッケージから出すとやはり16番スケール。軽便ゆえの小型車な筈なのにエンドウのキハ02辺りより大きい感じすらします。客車の方もカラーリング以外は共通点がない造形で軽便の編成にありがちな独特のちぐはぐ感が逆に呑気と言うか長閑さを感じさせます。プラの成形色そのまんまに見える車体ですがここはウェザリングをしてやると結構映えるのではないでしょうか。

 動力はNの鉄コレの17M級を使用。性能には定評のあるユニットだけに走行性自体は特にいつもと違いません。ただ、軽便特有のフォルムとマッスはNに比べると迫力すら感じますしスロー(これでもNだったら時速40~60キロに相当しますが)を効かせながら140Rのミニカーブを走る様はなかなか心地よいです。
 外観で言うと少し腰高感があるのが惜しいですが。

 ところでこのモデルの初運転はミニSLレイアウトの棚幡線の上でした。
 言うまでもなくスケールは150分の1のNスケール。普通に考えたらナローとはいえHOスケールの車両は違和感があると思うのが自然です。

 ところがNのシーナリィの中に持ち込まれたキハ1は意外なほどに違和感がありません。
 とくに運転台から見て手前側にキハ1が居ると程よい遠近感が感じられ却ってリアルにすら見えます。
 これは意外な拾い物でした。
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 こういう構図、実車の鉄道写真ではよく見られるものですが、レイアウト上でも異なるスケールの組み合わせでかなり遠近感を伴うリアリティが出せます。
 但し効果的なのはローアングルに限定されますが)

 この出来を考えるとこれが売れていないのが不思議な位です。軽便鉄道の魅力のひとつは「鉄道そのものの原点ともいえる素朴さ」にあると思うのですがそれを再認識させる上ではなかなかに好適なアイテムではないかと思います。
 この季節だったら炬燵の天板の上でぐるぐる回りさせても楽しそうですし、何かのシーナリィと組み合わせると更にリアルです。
光山鉄道管理局
 HPです。

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