ミニバンで秋葉原に行く(笑)

 今回はクルマのはなしから
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 先日の秋葉行きにはミニバンのエスクァイアで繰り出しました。
 昨年暮れにS660で出掛けた時は私ひとりでしたから、多少狭くても何とかなりますが同乗者がいるとか纏まった買い物をするとなるとどうにも役不足です。
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 先日同僚の全自動セレナに乗った時にも感じましたが、やはりこういう時は5ナンバーサイズのミニバンに限ります。
 何より交通費の割り勘がでかい(笑)

 ルートはこの前のS660の時とほぼ同じ。首都高や一般道で渋滞に巻き込まれるところも同じです。
 高速では燃費がリッター17キロ行くか行かないかと言うレベルで「ああこんなものか」とか思っていました。
 ところが都心の手前で渋滞に引っかかったところからが違う。
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 普通のクルマだとこの種の渋滞に巻き込まれると燃費が悪化するのが通り相場なのにエスクァイアは逆に燃費が伸びてゆくのです。
 最終的に秋葉原のヨドバシに着いた時点の燃費は走行距離150キロ前後でリッター18・3キロに達しました。

 こんな数字は同じHV車のエスティマでも経験しなかった事です。
 最初のエスティマから15年以上経ちHVのシステムやセッティングに相当の進化(或いは変化)があったのかもしれません。
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 純正のナビの誘導は車体内蔵型だけにS660よりも確実で曲がるべきところを通過してしまうトラブルは絶無でした。
 動力性能と走行性ですが実はパワーウェイトレシオに関する限りはエスクァイアの方がS660を上回ります。
 HVゆえに同クラスのガソリン車よりもトルクが大きくしかも低速から効くので走行性はそう悪くはありません。
 
 むしろセダンよりも長いホイールベースを利した高速での巡航性の高さが光ります。
 視点も高く遠くまで見通せるのは街乗りでも高速でも大きなメリット。
 少なくとも身体上の疲労度はS660よりもはるかに低いものです。

 ですが運転して楽しいのはどちらかと問われれば今の段階では圧倒的にS660の方が上です。
 家に戻ってきてから少し休んでから再びエスクアイアに乗るのはどこかしら億劫さを感じるのも確かです。
 S660は逆に運転していて肉体的には疲れるのに頭の方は「まだまだ乗っていたい、運転していたい」と思わせる麻薬性の様な物を持っています。
 
 実はこの辺りがスポーツカーとミニバンの端的な違いと思います。
 利便性で言うならエスクァイアの実用性の高さは見事の一語。
 日本人が日本で使うクルマとしては相当な機能性の高さを持っています。

 それと対極にある実用性絶無のS660には最近のクルマの中ではこれまた日本人が日本で走るスポーツカーとして十二分に楽しいキャラクターを持っています。
 どちらが良くてどちらが悪いなんて事はない。

 むしろ実用性も最高で走りも楽しいなんて車の方がよほど信用できません。
 そういうクルマは性能面か機能面のどこかで無理をしているかどちらにも中途半端かのどちらかでしょう。

 その意味で正反対のキャラクターのクルマ2台で同じ場所へ出掛けて比較するというのは我ながらかなり貴重な体験だと思いますし車が二台ある(これは田舎者の特権のひとつですが)メリットの意味も大いに感じる所であります。
光山鉄道管理局
 HPです。

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