冬の日は屋根を外して

 今回は久しぶりにクルマのはなしから
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 今年最初の平日休となった先日、天気も良し、という事でS660の初オープンドライブと洒落こみました。

 「オープンドライブ」というと大概の人は夏とか行楽シーズンを連想される向きも多いと思いますが、本来は晴れた冬の日にやるのが一番似合うのだそうです。
 そういえばアガサクリスティの短編小説で懸賞の賞金を当てたサラリーマンがスポーツカーを買い、クリスマスの夜に独り雪の郊外を駆け巡るという話がありました。テレビでドラマ化された画面でもやっぱり外套と風防眼鏡をかけた主人公が真夜中の雪道をオープンカーでかっ飛ばしていましたが、そこまでは行かないにせよ冬のドライブをオープンで楽しむというのには一種独特の憧れみたいなのがあったのも確かです。
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 この間の雪で朝の路面状態はご覧の通り。
 とはいえ陽が高くなるとそれなりに暖かくなるところは故郷の岩手とはさすがに違います(笑)

 スタッドレスを履いているせいで舗装路でもコーナーでのタイヤの食いつきは今ひとつ。
 と言うか夏タイヤでは殆ど経験しなかった「横滑り防止装置の作動」が割合頻繁に見られます。
 S660のコーナリング性能は結構タイヤの性能にも依存しているようですね。
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 冬場のオープン走行と言うと結構な寒さを想像される向きも多そうですが、S660の場合、後方の窓を解放するとリアのエンジンの余熱が感じられるのと、頭上からの風が上手く後方へ整流されるので外気温が8度前後であればヒーターなしでもそこそこ凌げます。

 エアコン作動時も一応ミッドモードがあるのでウエストラインから下は意外に寒くならないですね。ただ、軽自動車の悲しさでエアコンが意外とエンジンの負担になるのであまり使わない様にはしていますが。

 それはさておき

 屋根を外し、オープンでうららかな小春日和の峠を走ってみると、冬の日のオープン走行というのは他の季節にはない独特の雰囲気がある事を発見しました。
 それは主に陽の高さの違いから来る日差しの雰囲気にもあると思います。

 屋根のない頭上に広がる青空は夏の様な厳しさも秋の様な青さもない代わりに独特のぬくもりを感じさせます。
 そこに雪の乗った屋根とか冬枯れの梢とかが視界に入ってくるとまるで走りながら日向ぼっこでもしている様な長閑さがあります。

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 それに気付くと、信号待ちとかで好い雰囲気の空を見ると頭上にカメラ(スマホ)をかざして冬空の写真を撮ってみたくなりました。

 上の写真の何枚かはそうして撮ったものですが、余計なものが随分と写りこんでいるものの冬の日のオープンドライブの思い出としては悪くない気もします(自画自賛)

 それにしてもS660の楽しさはまったく季節を選びません。今年はどこへ行こうかと今から考えていたりして(笑)


光山鉄道管理局
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