フライッシュマンの小さなレールクリーニングカー
先日の入線車から。

ローカル線レイアウトの葉純線、ミニSLレイアウトの棚幡線とファイントラックのミニカーブを多用したレイアウトをこれまでいくつか作ったり使ったりしていますが、運用していて問題になる事がレールのクリーニングです。
綿棒やクリーニング棒などで拭くのが一番効果的ですが週何回かの運転に供するとなるともっと手軽なクリーニング手段が欲しくなります。
かといってTOMIXのクリーニングカーはミニカーブに対応不可能ですし、もっと小型のクリーニングカーを買ったり試作したりしてもどれもが一長一短。
今回のもそうした試行錯誤の一過程と思ってください。

先日上京の折に見つけた中古車もそのひとつです。
フライッシュマンが以前紹介したアブト式電気機関車の姉妹品でリリースしていたクリーニングカー。
このモデル、1977年版の工作ガイドブックにも掲載されていましたから少なくともそれ以前から出回っていたモデルと思います。
という事はそろそろ40年選手という所でしょうか。
サイズ的には河合のCタイプディーゼル機関車に毛の生えた程度で140Rのミニカーブもクリア可能です。
レール清拭は前後2軸の間にパンチ穴程度の大きさの丸い紙やすりが一対になった構造。
それぞれにサスペンションの様なバネが入ってレールに追従するタイプの様です。

TOMIXのクリーニングカーのブラシをそっくり縮小した様な構造と言うとお分かり頂けるでしょうか。
このモデルの利点は小型である事と自走が可能な事。
姉妹車のアブト式機関車譲りで車体はずっしりと重く、しかもかなり古いモデルであるにも拘らず結構じりじりとしたスロー走行が可能です。
(ノイズは盛大ですがw)
標準で付いていた紙やすりのブラシはつるつるに近いレベル(あと一回分の予備がありました)ですから前ユーザーのもとでは一定期間クリーニング車として活動していたのは確かです。
棚幡線で試走させた範囲では140Rポイント込みの線路はどうにか追従可能。但しポイント部でたまに割り込みを起こします。
車重が重いので覚悟はしていましたが、ポイントでの使用は原則定位方向の方が無難でしょう。
ただ、前述の様にスローがよく効くのでクリーニングカーの走りとしては合格点です。
後はクリーニングの効果ですが、これについてはブラシを交換後に改めて確認する積りです。
光山鉄道管理局
HPです。

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ローカル線レイアウトの葉純線、ミニSLレイアウトの棚幡線とファイントラックのミニカーブを多用したレイアウトをこれまでいくつか作ったり使ったりしていますが、運用していて問題になる事がレールのクリーニングです。
綿棒やクリーニング棒などで拭くのが一番効果的ですが週何回かの運転に供するとなるともっと手軽なクリーニング手段が欲しくなります。
かといってTOMIXのクリーニングカーはミニカーブに対応不可能ですし、もっと小型のクリーニングカーを買ったり試作したりしてもどれもが一長一短。
今回のもそうした試行錯誤の一過程と思ってください。

先日上京の折に見つけた中古車もそのひとつです。
フライッシュマンが以前紹介したアブト式電気機関車の姉妹品でリリースしていたクリーニングカー。
このモデル、1977年版の工作ガイドブックにも掲載されていましたから少なくともそれ以前から出回っていたモデルと思います。
という事はそろそろ40年選手という所でしょうか。
サイズ的には河合のCタイプディーゼル機関車に毛の生えた程度で140Rのミニカーブもクリア可能です。
レール清拭は前後2軸の間にパンチ穴程度の大きさの丸い紙やすりが一対になった構造。
それぞれにサスペンションの様なバネが入ってレールに追従するタイプの様です。

TOMIXのクリーニングカーのブラシをそっくり縮小した様な構造と言うとお分かり頂けるでしょうか。
このモデルの利点は小型である事と自走が可能な事。
姉妹車のアブト式機関車譲りで車体はずっしりと重く、しかもかなり古いモデルであるにも拘らず結構じりじりとしたスロー走行が可能です。
(ノイズは盛大ですがw)
標準で付いていた紙やすりのブラシはつるつるに近いレベル(あと一回分の予備がありました)ですから前ユーザーのもとでは一定期間クリーニング車として活動していたのは確かです。
棚幡線で試走させた範囲では140Rポイント込みの線路はどうにか追従可能。但しポイント部でたまに割り込みを起こします。
車重が重いので覚悟はしていましたが、ポイントでの使用は原則定位方向の方が無難でしょう。
ただ、前述の様にスローがよく効くのでクリーニングカーの走りとしては合格点です。
後はクリーニングの効果ですが、これについてはブラシを交換後に改めて確認する積りです。
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この記事へのコメント
フライシュマンのレールクリーニングカー
1979年に購入しておりました。
紙やすりは、耐水ペーパーの裏に厚手の両面テープを張って事務用の2穴パンチ穴あけ器(いらなくなったもの)で抜いて使っています。
当時、KATOの153系新快速6両セットとあまり変わらない値段でかなり躊躇しましたが、結局両方買って帰ったことを記憶しています。
いつもまずレールセットをすべてきれいに磨いた後、セットして
まずこのクリーニングカーを走行させてから、他の車両を走らせるようにしていました。
レール接続部の段差によく引っかかって止まりましたので、レールの接続状態を見るのには好都合でした。
今でもお座敷運転の時には必ず走行させています。
お久しぶりです。
2穴パンチで耐水ペーパーを打ち出すというのはいいアイデアですね。
私もやってみます。
ベースの機関車がかなりスローで粘ってくれるので効果も期待できそうですね。
LYRA(リラ)という会社のグラファイトクレヨン(Graphitekreide)…というもので、見た目は「黒鉛のクレヨン(まんまですなw)」。
これのBが濃い奴(自分は6Bを使っている)を通常のレールクリーニング後にごしごしレールの上をなぞると、真鍮色のレールの見た目が鉄色っぽくなるうえ、レールの凸凹が埋められるらしく明らかに走行性が向上します。
(道床や模型の車輪が少し汚れますが、通電性は無問題なうえレイアウトに組んでいる場合はむしろ本物っぽくなって結構。)
無い場合は鉛筆の濃い奴でもいいのでしょうが、こっちの方が太い分塗りやすいです。
黒鉛を使ったレールのウェザリングと言うのはアイデアですね。
物が黒鉛だけに通電性の効果も大きいのではないでしょうか。面白いので私も今度やってみます。
余談ですが先日、そちらから紹介いただいた「さの模型」を初めて訪問しました。個人的に好みの雰囲気の店でしたが、こういうショップがあるというのが羨ましいですね。
その折の話については近いうちに書きたいと思います。