今月号の鉄道模型雑誌から
通常、私が毎月読んでいる鉄道模型の専門誌は書店に取り置きして購読しているTMSです。
何故定期購読の形にしているかと言いますとこの趣味を始めた昭和50年頃はTMSは書店ではまず見掛けず、模型店で扱われていたのは入荷が一定しない(このため、私の手持ちの当時のTMSにはけっこう欠落した号が多かった)と言う環境だった思い出があり、更に現住地でTMSがコンスタントに置かれている書店が少ないという事情がありました。
少し前振りが長くなりました。
鉄道模型の専門誌にはこのほかに「とれいん」「RM MODELS」「N」の4誌が出ていますがRMMとNはTMSに比べると置いてある書店が多い事、とれいんとRMMの結構かさばるサイズなどの要因があってコンスタントに買うことがありません(それ以上に財布の負担の面もありますか。4誌一緒に買うと客車が2両くらい、或いは鉄コレの4連セットが買えますし)
ですから同じ月にTMSの他の雑誌を一緒に買うという事は今でもめったにない事ですし、ましていちどきに3冊以上買うなんて事はさらに少ない(と言うかそんな事をした記憶がない)です。
その珍しい事が今月は起こりました。
TMSが製作記の発表の場と言う構成(それ故に特集らしい特集はここ20年くらいない)なのに対して後発3誌はなにがしかの特集記事がメインに来る事が多いので、その特集に気に入ったものがあれば買うというノリになるからです。
今月、TMSの他にRMMとNも一緒に買ったというのは私にとってたぶん初めてのことだと思いますが、要は私の琴線に触れる特集記事が重なったという要因があります。
RMMの特集は「走らせよう!レイアウト~快適に楽しむヒントを聞きました~」
タイトルだけだとピンと来ないのですが「レイアウトを長く楽しむコツ」とでも言い換えれば良いでしょうか。レイアウトの保守、改修、運用に焦点を当てた内容で実際にレイアウトを持っている層には参考になる内容でした。更に41年かけて完成に持って行ったという日本版GD LINEみたいな存在になりつつある北市正弘氏の「新諸国鉄道」を久しぶりに見られたというのも大きなポイントです。
40年前のTMSに掲載されて以来、折に触れて拡張と進化の過程が紹介されていましたが41年目にして完成となるとこれだけでひとつのロマン(死語)です。
「N」の特集は「記憶に残るモデル100・歴史を彩ったヒーローたち」
こちらはNゲージの登場以来現在まで発売されてきたモデルの中から100モデルを抽出し思い出話に浸ると言う企画。ここ10年の間に中古やジャンク品で旧型モデルが増えている私の嗜好にはまった内容です。一部筆者の独断も感じられますが、これは本来そういう企画なので酒の席でモデルの思い出談義でもしている様な感覚で読めました。
行きつけの本屋に「とれいん」が置いていなかったので何ですが、TMSがいつも通りに製作記主体の構成なのでこの2誌を合わせるといつもの月と違う「読むお祭り騒ぎ」の様相です(笑)
ところで米国の伝統ある専門誌「MODEL RAILRODER」がこの間通巻1000号に達したそうです。
こちらではTMSが先日900号越えを果たし、RMMは通巻260号、隔月刊のNは「Vol100へカウントダウン」のアオリがありますが通巻93号。
キャリアではMRにはとてもかなわない物のどの雑誌もそれなりに歳を重ねていますね。
それにしてもこれを書いていてふと思いましたが「TMS」「RMM」「N」「MR」なんて頭文字が羅列されると第三者から見るとまるで暗号か呪文の様に見えますね(笑)
光山鉄道管理局
HPです。
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