アルナインの「黒い電気機関車」

旅先で名物でもなんでもない物をお土産に買ってくるというのは堅気には理解しがたい感覚ですが(大汗)
中古品なんかで「ここで見逃すと後がない」という焦りがあると結構とんでもない物を買ってしまう気がします。
そんなわけで先日の静岡行きのアイテムから
某所の鑑定団の品揃えが良いらしいという話を以前のBBQの折やグランシップでの噂話などで聞かされていたのでどれ程のものか、先日見に行ったのですが全く期待に違わぬもので驚かされました。
16番やzゲージは少ない(というかほとんどない)ですがNに限定すれば結構面白い場所です。

そこで入手したのはアルナインの「とて簡」の完成品バージョンと目されるブラスの電機。
これまで中古ショップで見たことのない出物です。
ものは決して安いとは言いにくい物でしたが「旅先では気が大きくなる」という原則で散財してしまいました。

小私鉄の貨物専用線なんかで見かけそうなタイプですがキットメイクにないかっちり感と塗装の綺麗さが身上と言えます。走行性は若干引っ掛かりがありましたが調整でどうにかなる範囲でした。

ただ、改めて見るとあっさりというかやや可愛げがない感じがするので出来れば手すりなんかを追加したくなります。やや上下に間延びしたプロポーションにも若干違和感はあるのですが、これはこういう機関車だと押し通せば気にならないレベルでしょう。
追記 本日、移転後の当ブログの訪問者数が17万を超えました。
相変わらずの内容ですが今後ともよろしくお願いします。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
旅先では、確かに財布の紐が緩くなりがちですよね。
初物ならなおさらです。
それにしても、中古品を眺めて常々思うのは・・・こういった見事な完成品のように、丁寧に手を加えた車輌を前のオーナーさんが手放す経緯についてです。
おそらく、やんごとなき事情があって手放されているのでしょう。
縁があって仲間に加わる車輌たちですから、そういった見知らぬ物語にも、つい思いを馳せてしまいます。
わたしも、そのイメージで仕上げるべく、とはいえ仕掛のまま放置している機関車であります。
見たところ、同社のエッチング製台車枠が付いている上に、もともとBトレ動力指定の製品ですから、動力はバンダイ製とみて間違いないと思われます。
たしかに実機に比べると、寸詰まり感がありますね。
ごつごつした印象も薄いといえば薄いし。
あとからワールド工芸でも製品化されたりしたので、なおさらそんな気がいたします。
ありがとうございます。
中古モデルというのは物によってはモデルを通して前ユーザーの貌が透けて見える様な物がありますね。わたしもそう言うのを想像(と言うか推理)する事が往々にしてあります。
オクやバザーなどでたまにまとまった量の旧モデルが出る時などは特にそんな想像が膨らみますね。
ただ、そうしたモデルはおしなべてショップに嫌われやすく、値段も安価になるのは有難い反面複雑な気持ちになりますね。
そうしたドラマを秘めているであろうモデルを手にできた時は感謝と同時になるたけ死蔵させずに大事に使いたいと思います。
コメントありがとうございます。
岳南が地元ですから、こういうモデリングを志向するユーザーも多そうですね。
案外「ワールドの製品が出たから放出された」という所かもしれません。
ですがED501の実機なんかと比較するとこのモデルもプロポーションはともかく「手すりだけでも付けたい」とか妙な気を起こさせますね。