中古の室内灯のあれこれ・1

 話は昨年夏の帰省にさかのぼります。
 帰省先の中古ショップでTOMIXとKATOの照明ユニットの割合安い出物があり、2セット、11両分を購入しました。
DSCN8440.jpg
 その時は何にそれを組み込むか全く決めていなかったせいもあって丸々1年近く寝かせていた状態となりました。
 ですがその間、先日のトレインフェスタや運転会などで他のメンバーの走らせる列車の殆どに室内灯が装備されている事や、なにより「自分のモジュールが電飾化されてゆくのに車輛の方が全く追いついていない現実」もあって先週、ようやく重い腰を上げた訳です。

 ・・・ここまで書くとなんだかカッコいいですが、それからが大変でした。

 まずTOMIXの室内灯ですが今ではすっかり旧態化した電球仕様、しかも前ユーザーがおそらくLEDに交換して放出したものらしく入っていたのはユニット本体だけ。
 つまりトレーラーに組み込むには別途集電板と集電スプリングを別買いする必要があります。
 それ自体は地元のショップでも100円前後で買えるものですから別に気にしませんでした。

 ところが今回調べてみるとそのユニットに対応した現行車が少ないこと!
 ユニットとしてはかなり古い物なので、同時期にリリースされた車両しか対応しない状況だという事を知って少々暗然としました。
DSCN8442.jpg
 うちの手元でどうにか対応できる編成物は10年以上前に入手していた「415系 1500番台 4両編成」くらいでした。
 それでも照明ユニットは無駄にはならない事がわかったので少しホッとします。
 勇んで地元のショップに行き「4両分の集電板とスプリングを購入」実はこれが間抜けでした。

 さっそく車体をばらして組み込んでみると「先頭車と動力車はヘッドライトが点灯したり元々台車から集電しているので集電板を後買いする必要が無かった」のです。
 結局、使ったのは中間車のモハ415の1両分だけでした(汗)
DSCN8444.jpg
 それでも一通り組み込んで室内灯が付いたところを見るとそうした間抜けな失敗を忘れさせるくらいの効果はありました。
 電球照明でヘッドライトよりも明るいですがそこはご愛嬌という事で。
DSCN8443.jpg
 さて次はKATOのユニットですがこちらもトラブル続きで往生しました。
 それについては次回に。
光山鉄道管理局
 HPです。

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この記事へのコメント

2017年06月14日 09:05
TOMIXタイプの室内灯は電球タイプとLEDで表記方法が変わってるので判りにくいですが、

 幅広=A・B(電球)=C(LED)
 幅狭=LA・LB(電球)=LC(LED)

の2タイプに集約されます。
A/Bの違いはトレーラー用と動力車用でスプリングの長さが違います。常点灯対応の 電球タイプには(CL)が追加されてます。

基本的には取り付け位置の幅と電極位置が違うだけなので、幅さえ合せば取り付けられるかと思います。

ご参考までに
光山市交通局
2017年06月16日 22:06
>inuさん

ご教示有難うございます。

 実は今回の装着で一番引っ掛かったのがそのユニットの幅でした。
 当初は手持ちの73系に使うつもりでいたのですが、向こうのが狭幅だったので今回のユニットがそのまま使えず、415系に使ったという所で。

 近日中に触れるKATOのユニットの件と併せますと、そろそろテープか1チップLEDを使った室内灯ユニットの自作も考えなければならないかなと思っています(大汗)