鉄コレの東武1700系とNゲージの50年

 今回は久しぶりのNゲージ50年回顧ネタの続き、といいますか特別編です。
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 昨年はマヌ34やマロネ41など、これまで取り上げて来た50年前の「鉄道模型工作ガイドブック」に掲載された形式のいくつかが突発的にNゲージモデル化されて驚かされましたが、そうした機種が昨年末にももう一つリリースされていた事を知りました。
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(技術出版刊模型と工作「鉄道模型工作ハンドブック」1964年版130Pより引用)
 東武の事業者特注品で鉄コレがリリースされた1700系がそれです。
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 前述のハンドブックでは私鉄電車の工作法の記事がかなり多かったのですが、中でも東武の記事は他社の車両が一つか二つだった中で3つも掲載され、突出している印象を受けます。

 6000系や1800系は既に鉄コレでリリースされていたのですが残る1機種の1700系だけはこれまで空白だったのです。

 それが昨年暮れに事業者特注品で出ていたとは恥ずかしながらつい先日知った事です。
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 リリースから半年以上経過しているので入手は難しいかと思ったのですが、この間池袋の東上線ホームの売店で辛うじて残っているのを見つけ、どうにか入線に成功しました。

(そう言えば前に6000系を買ったのもそこでしたが)

 1700系の鉄コレは改修後の仕様を含めて3タイプ出ていたそうですが、残っていたのはデビュー時の最もプレーンなデザインのもの。

「ガイドブック」に出ていたのもこれと同じ仕様ですからわたし的には大満足です。
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(技術出版刊模型と工作「鉄道模型工作ハンドブック」1964年版132Pより引用)

 当時の記事に出ていた1700系の作例は大きな運転席の窓がモダンな感じで強い印象を持っていたのですが、このモデルでもその辺りは再現されています。
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 この1700系、改修後は運転席下の幕板にヘッドライトがふたつ追加され6000系ぽい感じになりましたが個人的な印象では後付け感が強いので、今回の仕様の方がしっくり来ます。

 ヘッドマークは「きりふり」を選択しましたが字が小さい上に印刷がつぶれ気味なので知らない人には読めないという難点が(笑)
 余談ですが今回、動力化に際して奇数車の内装を取り外したのですが、外からはあまりわからない「売店の棚のモールドがされていた」のには驚きました。鉄コレでもここまでやるのですね。

光山鉄道管理局
 HPです。

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