EC40製作記・・・だったはずの物・その2

 先日お話したEC40(から変更した)製作のはなし
 今回の話は言ってみれば「プロローグ」です。

 はなしは昨年夏の帰省の直後に遡ります。
「マイクロ動力を利用したEC40の製作」もようやく涼しくなってきた事もあってそろそろやってみるかと言う気分になって来ました。
DSCN7100.jpgDSCN7101.jpg
(科学教材社「模型とラジオ」83年7月号56Pより引用)
 ここで内容をおさらいしておくと以前ED91をマイクロのフリー機関車2両を切り継いで作った時に出た動力の余りを利用し、車体については基本的に「模型とラジオ」の83年7月号の製作記事に準拠してやってみようというものです。

 蛇足ながらEC40は元々10000形として碓氷峠越え用に日本で初めて導入された電気機関車でした。当初はポールと第3軌条からの集電を行い(後にEC40と改番したときにパンタグラフに変更)通常の動力とは別にラック走行用のモータも積んでいたので小型機らしからぬ重量級だったのですが、昭和の初め頃に廃車~一部が京福電鉄に払い下げられ片側のボンネットの撤去とデッキの追加がされて貨物機関車として使われていたものの、後に国鉄に戻されて碓氷峠時代の外見に復元されて現在は軽井沢で展示されているのだそうです。

 記事によると材料にプラバンを利用。ポールは自作(!)ロッド類も真鍮板の切り出しというとても中高生相手の製作記事とは思えないものですが車体についてはごく常識的な範囲で作れそうに見えます。

 手持ちの1.2ミリ・0・5ミリ、0.3ミリ厚のプラバンを動員してある程度まで切り出してみました。
 物が物なだけに失敗しても予備にはそれほど不自由はしなさそうですし
DSCN7098.jpgDSCN7097.jpg
 側板を切り出したところで試しに動力ユニットに重ねてみるとプロポーションはだいぶ好ましそうです。
 と、ここまでやった所で突発的に(私のとっては)意外な展開になります(以下続く)
光山鉄道管理局
 HPです。

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