今月の中古モデルから・ワールド工芸のED71
今回はワールド工芸のED71をば。
ED71は東北線の交流電機ではED75と並ぶ主力機ですが側面のED70やED75にはない独特の重厚感が魅力のモデルと思います。
ED70やED61は近年TOMIXやKATOなどが製品化しており割合に恵まれた形式ですが、ED71の方はワールドとマイクロ製品しかモデル化されていない様でやや影の薄い存在です。
(とはいえ、今のKATOだったらいずれは出すかも・・・とか思ったりもしますが)
とはいえワールドの場合、試作タイプ(3号機)と量産タイプ(1次形とED70似の2次形)が製品化されておりそれなりにバリエーションがついているのが凄いです。形態上の個性の違いの大きさもこの機種の魅力のひとつかもしれません。
側面ルーバーの表現に差異のある3号機は数年前、まだ私にとってワールド製品が雲の上の存在だった頃にジャンク一歩手前の奴(おそらくキットメイク品)を入線させたことがあります。
今回入手のモデルは外箱なしの裸の状態での入手でしたが、恐らくは1次形の完成品ではないかと思います。
こちらもブラスボディならではの質感と最密感のある造形がなかなか良い雰囲気を醸し出しています。走行性も最近の製品ほどにはスムーズではないものの重量感のある、安定した走りが堪能できます。
屋根上も挽物の碍子と真鍮線の配線表現がプラ製品に比べて細かく、この部分は今でも通用するレベルです。
今回入手のモデルは完成品でしょうか、前述のモデルが如何にも「キットを手作りしました」という良くも悪くも朴訥としているのに比べると仕上がりは結構洗練されています。
走りっぷりはどちらもほぼ同じものでしたが。
光山鉄道管理局
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(とはいえ、今のKATOだったらいずれは出すかも・・・とか思ったりもしますが)
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側面ルーバーの表現に差異のある3号機は数年前、まだ私にとってワールド製品が雲の上の存在だった頃にジャンク一歩手前の奴(おそらくキットメイク品)を入線させたことがあります。
今回入手のモデルは外箱なしの裸の状態での入手でしたが、恐らくは1次形の完成品ではないかと思います。
こちらもブラスボディならではの質感と最密感のある造形がなかなか良い雰囲気を醸し出しています。走行性も最近の製品ほどにはスムーズではないものの重量感のある、安定した走りが堪能できます。
屋根上も挽物の碍子と真鍮線の配線表現がプラ製品に比べて細かく、この部分は今でも通用するレベルです。
今回入手のモデルは完成品でしょうか、前述のモデルが如何にも「キットを手作りしました」という良くも悪くも朴訥としているのに比べると仕上がりは結構洗練されています。
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