ワールド工芸のEF16から

 今回は先日入線したワールド工芸のEF16から。
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 EF16は上越線の補機として列車の先頭に立つ機関車でしたが、割合マイナーな機種の割にNゲージではごく初期にはエンドウのキットとして、完成品ではマイクロとKATOから製品化されていたりします。

 このうちエンドウの16は既存のEF15の動力を使い、ボディバリエーションの一環として作られたよく言えば運転重視、悪く言えばフォルム勝負の単純志向のもでるといえます。
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 ワールドのEF16はエンドウの次くらいのタイミングで出たモデルですが10年以上のインターバルの後だけに同じブラス素材のロコとしてはかなり細密志向に振られたもので、ここに10年間のNゲージモデルの方向性の変化を感じさせます。
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 エンドウの旧型電機に共通した欠点である腰高感についてはTOMIX動力を使って腰を落とし安定感を与えていますし、デッキ周りや屋根上の細かい造形はNとはいえ、飾って眺めることもできそうなレベルです。
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 走行性はTOMIX動力が基本(とはいえ手は加えられている様ですが)ですから文句はなし。むしろ20年以上の経年劣化からくる走りのヤれの方が気になるくらいでしょうか。
 流石にこれの10年以上後に出たKATOのEF16に比べれば多少は見劣りするのですが、気にしなければ気になりません。
光山鉄道管理局
 HPです。

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