83年の「模型とラジオ」から・・・
先日紹介した帰省土産の昔の「模型とラジオ」から
帰省の折に私がこれをちょくちょく持ち帰るのは、大概の場合「ひょっとしたら自分でもできるかもしれない車両工作の記事を見つけた場合」です。
先日のテキ511タイプなんかもそうですが「西部警察の装甲車」をNゲージサイズで作った時にもこの雑誌の図面と工作記事をかなり参考にしています
事に車両モデルの場合、それが現在も製品化されていない物だったらなお有難いのですが。
今回の拾い物は82年5月号と6月号。
表紙にも出ている「小型機関車&客車」がそれです。
コッペルのBタンクと貨車・客車ですがKATOのポケットラインが出る直前くらいのタイミングの記事だった様です。
機関車はほぼフルスクラッチのトレーラー、動力を貨車の方に内蔵させる所もポケットラインそっくりですが、この記事ではTOMIXのワム50000かワフ28000をベースに天賞堂のキドマイティ3というモータを組み込んで自作するという本格的なものです。
(因みにこのモータのお値段は貨車4両分)
機関車もトレーラーとはいえ、きちんと連動するピストンやロッドも組み込まれており、シャシもプラバンの積層で作っています。今だって蒸気のロッド周りからフルスクラッチするNゲージ工作の記事を専門誌ですら見ないですから、マニアックかつ先鋭的とはいえます。
(第一、同じ雑誌の記事が「プラスチックビーズのベイクステンド」「1\100モビルスーツゴッグ」「チョロQで走る文房具」なんてラインナップですから鉄道模型の記事だけ異様に浮いている事がお分かりいただけるかと)
とかここまで力説しておいてこんな事を書くのはなんですが、私の御目当てはその機関車ではありません。
実は翌月の号に載っている二軸客車の方です。
1号機関車の牽引する二軸客車はすでにマイクロから製品化されていますが、これはいずれも下等車のみ。今回の記事では中等車、上等中等合造車の図面と制作記事が載っておりこれが私の興味を引いたのです。
今回はこの2機種を次回までの宿題にしようかとか考えています。
後今回は純粋な読み物として83年4月号も持ち帰りました。
(科学教材社「模型とラジオ」83年4月号42Pより引用)
こちらはエンドウのEF16用動力ユニットを使った「車体全自作のEF55!」
これだけでもすごい話ですが「車体はプラ板を使うことにした」と書いてあるのに作例の写真のモデルがどう見てもブラス製なのが凄すぎます。
(科学教材社「模型とラジオ」83年4月号44Pより引用)
(確かにその下に「真鍮板で作ると重量感のある電機になる」とは書いているのですが)
マイクロやワールド工芸を悩ませたであろうあの独特の先代車周りも車輪以外ほぼフルスクラッチで対応しています(でもこのモデルの最小通過曲線はどれくらいだろうとか思ったりしますが)
光山鉄道管理局
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今回の拾い物は82年5月号と6月号。
表紙にも出ている「小型機関車&客車」がそれです。
コッペルのBタンクと貨車・客車ですがKATOのポケットラインが出る直前くらいのタイミングの記事だった様です。
機関車はほぼフルスクラッチのトレーラー、動力を貨車の方に内蔵させる所もポケットラインそっくりですが、この記事ではTOMIXのワム50000かワフ28000をベースに天賞堂のキドマイティ3というモータを組み込んで自作するという本格的なものです。
(因みにこのモータのお値段は貨車4両分)
機関車もトレーラーとはいえ、きちんと連動するピストンやロッドも組み込まれており、シャシもプラバンの積層で作っています。今だって蒸気のロッド周りからフルスクラッチするNゲージ工作の記事を専門誌ですら見ないですから、マニアックかつ先鋭的とはいえます。
(第一、同じ雑誌の記事が「プラスチックビーズのベイクステンド」「1\100モビルスーツゴッグ」「チョロQで走る文房具」なんてラインナップですから鉄道模型の記事だけ異様に浮いている事がお分かりいただけるかと)
とかここまで力説しておいてこんな事を書くのはなんですが、私の御目当てはその機関車ではありません。
実は翌月の号に載っている二軸客車の方です。
1号機関車の牽引する二軸客車はすでにマイクロから製品化されていますが、これはいずれも下等車のみ。今回の記事では中等車、上等中等合造車の図面と制作記事が載っておりこれが私の興味を引いたのです。
今回はこの2機種を次回までの宿題にしようかとか考えています。
後今回は純粋な読み物として83年4月号も持ち帰りました。
(科学教材社「模型とラジオ」83年4月号42Pより引用)
こちらはエンドウのEF16用動力ユニットを使った「車体全自作のEF55!」
これだけでもすごい話ですが「車体はプラ板を使うことにした」と書いてあるのに作例の写真のモデルがどう見てもブラス製なのが凄すぎます。
(科学教材社「模型とラジオ」83年4月号44Pより引用)
(確かにその下に「真鍮板で作ると重量感のある電機になる」とは書いているのですが)
マイクロやワールド工芸を悩ませたであろうあの独特の先代車周りも車輪以外ほぼフルスクラッチで対応しています(でもこのモデルの最小通過曲線はどれくらいだろうとか思ったりしますが)
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