何をいまさらのRM MODELS付録の営団丸ノ内線を作る・その1

 今から12年ほど前、創刊10周年を迎えたRM MODELSがその特別号の付録に鉄道模型を付けた事があるのはこのブログの読者には周知のことと思います。
DSCN9269.jpg
 物は当時はまだモデル化されていなかった営団地下鉄400・500形のボディキット。
 同じキットが二つ揃えば300形も作れるという触れ込みでした。
 当該の通巻122号(2005年10月号)は当時私も買いましたし、そのキットも今でも手付かずのまま手元にあります。両運転台の300か400形を作って単行のまま使っても悪くはなかったと思うのですが、台車や動力ユニットを別買いする手間を惜しんでいるうちにいつしか忘れられたキットになっていました。

 再びこのキットを思い出したのは昨年秋頃に近所のショップで同じキットの出物を見つけた事です。これなら2両一組で500形の2連が組めます。
 きっかけと言うのはある物で、以来あちこちの中古屋でこれの出物が見つかり始めました。いや、本当に出るわ出るわ。
 1年ほどの間にひと編成作れるくらいのキットが集まりました。中にはRMMの後からGMがリバイバル発売したらしい袋詰めのキットなんてのもありましたし。
DSCN9294.jpg
 ただ、この時引っかかったのは「当の営団丸の内線の編成がKATOの完成品で編成ごと売られている」事でした。

 これが他のユーザーなら、値段が高くても完成度が高く手間もかからないKATO製品を選ぶのが当然です。こう言っては何ですが、仕上がりがモデラーの腕に左右される上に、よほどの凄腕でない限り完成度も完成品より低くなるのが確実なこのキットをわざわざ選ぶメリットは殆どありません。
DSCN9268.jpg
 ですが私の場合、完成品を買ってまでして熱烈に欲しい列車ではない、それどころかこのキットがなければ500形自体欲しいと思ったかどうか。
 毎度の結論として「作る事それ自体を楽しむ」ための車両工作・編成入線としてこのキットを作ろうと思い立ちました。
 ですがこれについても12年のブランクゆえに越えなければならないハードルが多いのですが。

 (この項随時更新予定)
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

レサレサ
2017年11月14日 22:19
RMMのキットはGMに準じた内容なんですけど、結構痒い所に手が届くものがあったんですよね。

個人的には100号記念のクモハ12系列のキットが欲しかったなぁ・・・
(GMからクモハ12/クモニ13のキットが普通に売られていますが、こっちは尻側のパーツを運転台無しに簡単にできるので片運のクモハ11やクハが作りやすい。)
101・102はこれの発表会状態でしたからかなりの人気だったんでしょうねぇ・・・
光山市交通局
2017年11月14日 23:58
>レサレサさん

 この点は追々書くつもりですが、実はRMの仕様と後からGMが出したキットでは細部に相違があります。
 IRアンテナパーツの有無、窓ガラスパーツの貼り代の造形など。

 ただ、長短相半ばなのでどちらが良いと即断できないのがクモハ11との違いなのですが・・・