RM MODELS付録の営団丸ノ内線を作る・その2

昔のRM MODELS付録の営団500形工作計画の話・その2です。

このキットが出た前後の時期には専用の動力ユニットを始め、台車や細密加工用のパーツまでリリースされていました。中でも動力ユニットは2モーター搭載のGMとしては先進的なもの。
更に本編成にしか使えないと思われる「メトロレッドの塗料」もあったりします。
DSCN9294.jpg
今回の計画を立てるに当たって再度チェックをしてみたのですが、そのどれもが見事なくらいに入手困難か入手不能。
ことに塗料などはもし当時の手付かず品があったとしても保存状況によっては缶の中で塗料の劣化やノズルの破損が起こっている可能性があります。これは実際他のGM塗料で「買いたてなのにノズルからぼたぼた塗料が垂れるだけ」というのを経験したことがあるので尚更です。
DSCN9269.jpg
その一方でモデル作りについてはRM本誌に板状のプラキットとしては史上最高レベルと言っていいくらいの(笑)カラーの組み立てマニュアルが付属していますし、それで足りなければ実際にこのモデルを物した複数のモデラーによる製作記がいくつもネットで見つかります。
この点ではこれまでの車両工作よりも充実しているのは間違いありません。

 さて、動力ですがGMのは入手困難でもサイズの近接する鉄コレの動力ユニット(恐らくTM-06辺り?)なら似たサイズのユニットが割合容易に入手できます。昔のGM合力よりも低速がスムーズなのが取り柄ですがこれとて、台車枠の問題はついて回ります。
 塗料ですが実車よりも明るめになるそうですがMrカラーのモンザレッドが使えそうです。
 実はこの塗料は以前ED91を作った折の車体塗装に使った余りが残っていますし、もしそれが切れてもMrColorの赤の基本色のひとつでもあるのでそこいらの模型店でも調達は割合容易です。
DSC_1438.jpg
 「作ること自体を楽しむ」という目的が目的なだけに、今回もあまりガチガチな実車準拠にはしないつもりです(と、中間車のキットが見つからない言い訳をしてみる)

 あとは着工のタイミングを計るばかり・・・ですかね(汗)

 最後に
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光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

2017年11月18日 08:44
塗装の問題ですが、エアブラシの使用が前提ならいろいろと手が。

スプレータイプならガスを抜いてビンに移し替えるという方法は、スプレーしかない特色なんかではよく使われる手段です。
ビン塗料の劣化もGMカラーのようなラッカー系ならば、クレオスから出ている「真溶媒液」を使用すれば、ネトネト・カチカチになっていても復活させることができます。

以前はGM・クレオス両社とも、製造元がおなじだった(というかどうもこの手の塗料は製造元はかなり限られているらしい)事もあり、問題なく使えるはずです。
光山市交通局
2017年11月19日 23:25
>inuさん

ご助言有難うございます。特に真溶媒液の情報は有難いです。
 瓶入りでカチカチの塗料、結構出ていましたので(汗)

 クレオスと言う呼称は未だに馴染めないのですが「グンゼ」の呼称も昔はパンツのメーカーのイメージがあって結構違和感があったのに不思議ですね(笑)