地方のレンタルレイアウトに思うこと2
レンタルレイアウトに見る大レイアウトの考察
今回紹介するのは故郷では名前の通った模型店のレイアウトから。
前回のもそうでしたが、都会のレンタルレイアウトがスペースの制約を受けやすいのに対して、この種の地方の聖地(あるいは拠点)になっている模型店のレイアウトはこれでもかというスペースに思い切り線路を敷き回しているケースが多い様です。
また、都市部に見るレンタルレイアウトは半分かそれ以上に運賃収入(笑)の比率が高いのに対しこれらの場合は別に本業が存在しているケースが多く(広義には天●堂の初期のオメガセントラルなどもそうしたケースに入るかもしれません)あまり運賃収入を当てにしない分伸びやかに作られている印象を受けました。
個人的な感想ですが特に地方の場合「レンタルレイアウト」はそれ単独の本業では出来ない性質のものだと思います。
レイアウトが製作よりも維持に手間がかかり、その割に実入りが少ないため商売としては持続できない(あとあまり認識されませんがレイアウトも「耐用期限のある一種のナマモノ」である事も重要な問題です)ケースが大半ではないでしょうか。
オーナーが鉄道模型好きであることは確かに重要な条件ですが、それと併せて同じ程度の現実的な金銭感覚と運営や製作をサポートできるスタッフがあり、且つ年単位で収入なしでやっていけるだけの恒産か本業がないと維持できない性質の店ではないかと思います。
(更に言えば「マニア」は多少ほっといても「家族連れが気軽に入りやすい雰囲気」である事も大事ではないでしょうか。「自称マニアの常連」だけが屯しているところは早晩続かないと思います)
こちらのレイアウトも建設途上ですが現住地のそれと異なり広いスペースの壁面を活用したシーナリィ配置となっており一部には半島状になったスペースが設けられています。
ところで、こちらを訪問して印象的だったのは背景画のでかさでした。
大レイアウトになるほど背景画の重要性は大きいと思います。
大レイアウトの場合過剰な細密さよりも俯瞰で見た場合のパノラマ感、スケール感のほうが重要と思っていますが、それらの演出では背景画とモデルの風景とのつながりが自然であるほど効果が大きく感じられる様です。
このレイアウトの場合、絵柄はやや大雑把だと思いますが効果は十分に感じられ、殊に俯瞰が魅力的に感じられます。
この写真は数年前訪れた時のものですがその時点では16番のレイアウトも増設するとのことでベースの工事に入っていました。
次の帰省の折にはどうなっているか興味のある所です。
追記・
この記事を作成してから再度チェックした所では現在休止中との事でした。再開が待たれます。
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また、都市部に見るレンタルレイアウトは半分かそれ以上に運賃収入(笑)の比率が高いのに対しこれらの場合は別に本業が存在しているケースが多く(広義には天●堂の初期のオメガセントラルなどもそうしたケースに入るかもしれません)あまり運賃収入を当てにしない分伸びやかに作られている印象を受けました。
個人的な感想ですが特に地方の場合「レンタルレイアウト」はそれ単独の本業では出来ない性質のものだと思います。
レイアウトが製作よりも維持に手間がかかり、その割に実入りが少ないため商売としては持続できない(あとあまり認識されませんがレイアウトも「耐用期限のある一種のナマモノ」である事も重要な問題です)ケースが大半ではないでしょうか。
オーナーが鉄道模型好きであることは確かに重要な条件ですが、それと併せて同じ程度の現実的な金銭感覚と運営や製作をサポートできるスタッフがあり、且つ年単位で収入なしでやっていけるだけの恒産か本業がないと維持できない性質の店ではないかと思います。
(更に言えば「マニア」は多少ほっといても「家族連れが気軽に入りやすい雰囲気」である事も大事ではないでしょうか。「自称マニアの常連」だけが屯しているところは早晩続かないと思います)
こちらのレイアウトも建設途上ですが現住地のそれと異なり広いスペースの壁面を活用したシーナリィ配置となっており一部には半島状になったスペースが設けられています。
ところで、こちらを訪問して印象的だったのは背景画のでかさでした。
大レイアウトになるほど背景画の重要性は大きいと思います。
大レイアウトの場合過剰な細密さよりも俯瞰で見た場合のパノラマ感、スケール感のほうが重要と思っていますが、それらの演出では背景画とモデルの風景とのつながりが自然であるほど効果が大きく感じられる様です。
このレイアウトの場合、絵柄はやや大雑把だと思いますが効果は十分に感じられ、殊に俯瞰が魅力的に感じられます。
この写真は数年前訪れた時のものですがその時点では16番のレイアウトも増設するとのことでベースの工事に入っていました。
次の帰省の折にはどうなっているか興味のある所です。
追記・
この記事を作成してから再度チェックした所では現在休止中との事でした。再開が待たれます。
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この記事へのコメント
今はHOレイアウトは撤去され、Nだけのレイアウトになっておりました。一人4線割り当てで一度に4人まで運転できました。が、レールメンテナンスが追いつかず、本業に支障をきたす羽目になり、大きなレイアウト台を半分にして線路メンテをしやすいように改装中だそうです。ちなみにあの背景画を描いたのは若店主の母親だそうです。HOレイアウトがあった頃、富士山?の背景画の前を湘南色の113系?を走らせると最高にマッチしてました。来年夏の帰省の頃までには完成していると思います。ぜひそのときは寄ってみてください。また、来年のフェスタは9月の15から17の連続する2日間の予定です。こちらの方も予定が付きましたらご来場ください。
コメントありがとうございます。
Zホールの鉄道フェスタの事はかねて伺っていたのですが、今の住所より遠いのに加えて、過去の日程では何故か当日に私の所属しているクラブの運転会が重なる事が多く(汗)なかなか行けないのが残念です。
ですがいつかは是非行ってみたいと思っているイベントでもありますのでその折はよろしくお願いします。
レンタルレイアウトの来年夏のリニューアルも楽しみにしています。
こちらの模型店は県内では数少ない模型店の中でも一番の規模と思います。
当方は旧レイアウト時代に何度かお邪魔させて頂いて思いっきり運転を楽しませて頂きました。
この頃はお買い上げ金額に応じて走行券のクーポンを配布していて一定のポイントに達するとレイアウトで走行が出来る仕組みでした。
地元の模型クラブ(会)の方の協力もあって一緒に運転会を楽しむことができました。
最近は仕事の都合上でなかなか行けないのですが、若干仕事量が落ち着いてきたので近いうちにお邪魔して買い出しに出掛けたいと思います。
いつか現地でお会い出来るといいですね!
レイアウトの規模や地元のクラブとの連携度の高さ、そして「周辺部の田舎度」も含めてそちらのショップは私の現住地の行きつけのショップと非常によく似ています。
そんな事もあって不思議と親しみを感じますね。
田舎の県にこういうショップがあるというのはとても大切な事ではないかと思います。