鉄道コレクション25弾・クモハ20から

昨年リリースだったものの行きつけのショップの年末年始のスケジュールの関係で入線を先延ばししていた鉄道コレクション第25弾をようやく先日取りに行けました。
従来の鉄コレ通常品は一時に10車種を出してきても大抵の場合、芯となる同じ形式のバリエーション展開で統一性を出すのが特徴ですが第23弾辺りではそうした統一性の無い組み合わせが出てきて少し面食らった事があります。
実は今回の鉄コレもそうした傾向で5形式の組み合わせに統一性は全くありません。
長さひとつとっても国鉄の19M車、18M級の京急・近鉄車、17M級の京成車、15M級の広島電鉄車と非常にバラエティが広く、よく言えばお得感のある、悪く言えば雑多な組み合わせと言えます。

今回個人的なお目当てはクモハ20とクハ25の組み合わせ。元阪和電気鉄道の主力車が国鉄吸収によって改番した仕様の電車です。
実を言いますと今回の25弾ではシークレットに何が来るか随分と気を揉みました。
というのはクモハ20については再譲渡された先の松尾鉱山鉄道か弘南鉄道の仕様がくるのではないかと思っていたからで(笑)もしこれがシークレットだったらどうやって入手しようかなんて心配をしていたからです。


幸か不幸か実際のシークレットはクモハ20の別なバリエーションでしたが。
今回入手したのは通常品の仕様です。旧阪和車は微妙に腰の高い車体が特徴だそうですが見た感じ今回の鉄コレでもその辺りは抜かりないように見えます
(他の車両より若干腰高の模様)
私の下心を離れても(笑)クモハ20は今回のラインアップの中では最もクラシカルな車両で、戦前製造でありながらノーシル・ノーヘッダー、上縁が丸まった2連窓を持つクハ25は国鉄形にない独特の個性を見せます。
阪和線のオレンジも良いですが、普通に葡萄色に塗り替えても良い雰囲気が出そうな気もします。

さて、今回のクモハ20は色を塗り替えて「なんちゃって松尾仕様」にした物かどうか検討中。
実車は国鉄からの乗り入れを受けていた時代に「ディーゼルカーを併結していた事がある」という曲者なので個人的には今後、松尾仕様のリリースを期待したいのですが、もし出ないならば今回のクモハ20(実は同じなのはサイズだけで前面も窓周りも違う)に手を加えるしかないかもしれません。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
松尾鉱山鉄道というと、倒産して力尽きた鉄道だったはずなので、許諾関係が難しいのでは…と思ったのですが、そういえばワールド工芸で、秩父に行った電機のバリエーションで松尾カラーを製品化していたような記憶もあり、鉄コレで実現するかどうかは正直わかりません。
同じ理由で、野上電気鉄道のもと阪神車なども、憧れますが無理かなあと長年思っていました。
鉄コレで栗原電鉄が出たときは驚きましたが、あれは会社は解散したものの栗原市の協力で製品化されたようですね。
今回のもと阪和電鉄のバリエーションは、弘南鉄道大好きなトミーテックなので、期待しています、笑
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
ワールド製の秩父の電機と言うとデキ108が該当しますが調べてみた範囲では「松尾鉱山鉄道」としてのリリースはない様ですね。
秩父鉄道では松尾の電機を入線させた時にそのカラーリングが気に入ったらしく他の電機まで松尾カラーに切り替えられたと聞いています。
権利関係によるリリースの可否と言う観点は盲点でした(汗)クモハ20の場合弘南への譲渡車を塗り替えるという手もあるので是非リリースを期待したいところです(もちろんオリジナルの阪和のモヨのリリースにも期待しているのですが)